アンジェロ・マンジャロッティによる 名作「セクティコン」

こんにちは。
メトロクスのオノデラです。

本日は、メトロクスで取扱開始した
有機的なフォルムが特徴の置時計
セクティコン」についてご紹介いたします。

セクティコン」は、
今年、メトロクスで復刻を手掛けた「ジュニア」でも知られる、
イタリア建築界の巨匠:アンジェロ・マンジャロッティ
1956年にデザインした置き時計です。

デザインされた当時、
セクティコンは、スイス製電池式時計シリーズとして、
4つのタイプがありました。

下の画像の下段右側のきのこ型の置き時計の「t1」、
下段中央の石ころのような形の置き時計の「t2」、
上段左上の壁掛け時計「m1」、
そして、下段右側のクロノメーターとしてデザインされた「c1」です。


※当時のリーフレット

現在、生産されているのは、
当時作られたデザインの内のひとつ「c1」を、
2004年に復刻したものです。

現在のモデルは、本体ベース部分は陶器製ですが、
当時は、ベース部がプラスチック製でした。


※書籍『ANGELO MANGIAROTTI 1955-1964(青銅社)』より


※書籍『マンジャロッティの世界(建築技術)』より

セクティコンのフォルムは、
モノと人間との位置関係を反映し、
エルゴノミズム(人間工学)に基づき決定されました。


※書籍『マンジャロッティの世界(建築技術)』より

文字盤は、4種類それぞれ大きさは異なりますが、
同一のデザインとなっています。
インデックスは時間が進むにつれ幅広く表記され、
認識しやすいように構成されています。
判読しやすさを何よりも重視した、広くすっきりした文字盤です。
現在は、黒色の文字盤に白い針とインデックスのみですが、
当時は、白色や金色の文字盤もありました。

また長針・短針の先端が、
文字盤のインデックスと同じ長さの長方形になっています。
統一感があり、美しいデザインです。


※書籍『Mangiarotti(Corraini Edizioni)』より

1965年には、同シリーズで、
本体がステンレス製の「T11」という置き時計も
製作されているようです。

時代を超えた名作クロック、
贈り物としても喜ばれます。
特別な場所に、普段使いに、いかがでしょうか。

おまけ

古い「セクティコン」が、渡辺力さんのご自宅に飾られていました。
生前に愛用されていたそうです。

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