メゾン・エ・オブジェ2012 レポート!

こんにちは。メトロクス、ヨダです。
今回は一月に出展をしたトレードショー、「メゾン・エ・オブジェ2012」のレポートです。
メトロクスにとって初めての海外での展示会。私は去年の夏ころからもうドキドキしていた訳ですが、
ついに出発の時が。羽田空港の夜の便でフランスへと飛びました。


メトロクスのブース!

メゾン・エ・オブジェの会場は、家具、雑貨、食器、テキスタイルなど
8つのホールに分かれており、とてつもない広さ。
メインホールから入って、メトロクスブースまでは速足でも10分くらいかかります。
特に家具のホールは、各ブースが大きく、丸々店舗を持ってきたという感じで圧巻。
スケールが大きいです…!

見えますでしょうか、この奥行き。


メトロクスのホールは5Bでした。

会期は5日間ですが、接客であっという間でした。
渡辺力さんカートンファニチャーは、
1960年代にその時代には珍しかった、段ボール素材を使ってデザインされたスツールが、
現在の感覚をとらえていること、
またその色、構造などに多くの方が興味を持たれていました。

エヌ・クラフツより持っていった作家さんの作品たちもとても好評で、
日本の今の工芸とその技術を知って頂き、
またそれを評価して頂いたことは本当に嬉しいことです。

世界中の方々が集まる場所で、その反応を見て、
実際に話し合えたことは大きな収穫。
トレンドとして、日本とフランスは現在遠くない位置にいるように感じました。

あまりにも対応に追われていたため、あまり写真を撮れなかったのが悔やまれます。
少しですが、展示会の公式サイトの「Trade Show Photos」というところに
会場の様子の写真がアップされています。

また、メゾン・エ・オブジェの会期中にもう一つイベントが開催されておりました。
365日 Charming Everyday Things
経済産業省が主催をしている展示会で、「クールジャパン」政策の一環です。

会場内は地下一階から地上2階までがあり、1階スペースには展示、2階は展示商品の販売、
地下一階は商品に関しての紹介映像が見られる場所になっていました。


真中に見えるのは組木のゾウ


カートンファニチャーもあります。


地下一階の様子。これは各プロダクトのデザイナー、
製作者が一言づつ書いた、その製品の「チャーミングポイント」が映像で流れるようになっており、
なるほど、この製品はこういう考えから生まれたのか…と発見と納得がありとても面白いものでした。

東京駅、青森駅では商品の販売、また銀座のポーラミュージアムには展示が巡回する予定なので、
是非足を運んでみてください!365個のプロダクトに出会えます。
ちなみに全ての商品が日めくりカレンダーとなっていて、素敵なコピーがついています。
リキスツールは7月11日、組木のゾウは9月15日
全てのカレンダーは365ウェブサイトで見ることができます。

と、ここまできて、まだまだ色々書きたいのですが(F031デスクのデザイナー、ポラン邸訪問など!)
とても長くなってしまうので続きはまだ次回にアップしたいと思います。

(あまりパリ市内に行けず、展示会場にばかりいたので、
フランスだというのに美味しいものになかなかありつけず、一人泣いたのは内緒です。)

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