ジョージジェンセン

アルネ・ヤコブセンによる幻のテーブルクロックの復刻

みなさんこんにちは。
メトロクス:タニです。
すでに昨年から発売はされていた幻の復刻品、アルネ・ヤコブセンの
テーブルクロックの取り扱いをメトロクスでも開始しました。
アルネ・ヤコブセン テーブルクロック 

アルネ・ヤコブセンと聞いて思い浮かべることはなんでしょうか?
建築から家具を含めた内装、さらにはカトラリーまで、
全ての細かいところまでを手掛けた建築家・デザイナーとして
知られていますね。
僕たちの業界ではやはり椅子や照明などのプロダクトが最初に浮かびます。
メトロクスでは以前からジョージジェンセンのAJカトラリー
取り扱いしていました。
そして、今回のテーブルクロック。全部で5種類の展開です。

製造ライセンスを取得したのはローゼンダール社。この復刻プロジェクトに
あたっては、当時のオリジナルのクロックを手に入れ、それに忠実に再現。
監修には、ヤコブセンが亡くなった後の事務所を引き継ぎ、現在は
自身のスタジオを開いて、氏のデザインに関するコンサルタント等も
おこなっている、テイト・ヴァイラント氏を招き、共同制作のもとに
実現した製品です。

デザインされた年代順にご紹介していきます。

アルネ・ヤコブセン テーブルクロック LK
『テーブルクロック LK 1939年』
今回のシリーズの中で最初のにデザインされた製品です。
1930年代デンマークの最大手電機メーカー、
ラウリッツ・クヌーセン社の為にヤコブセンがデザインした『LK』
氏が手掛けた初めてのプロダクトとして、その後のデザインに
大きな影響を与えたデザインだと言われています。
丸くて柔らかいフォントが特徴です。

アルネ・ヤコブセン テーブルクロック ローマン
『テーブルクロック ローマン 1939/1942年』
1942年、ヤコブセンがデンマーク第二の都市:オーフスの市庁舎を
設計した際に手掛けたウォールクロックが原点となってデザインされた
テーブルクロック『ローマン』
文字盤にローマ数字が用いられており、シンプルでモダンな印象を
与えてくれます。

アルネ・ヤコブセン テーブルクロック ステーション
『テーブルクロック ステーション 1943年』
シンプルで分かりやすいスタンダードなフォントを使用し、
ドイツの技術規格に基づいて製作された『ステーション』
『LK』のラウリッツ・クヌーセン社によって高く評価されたこのデザインは、
デンマークの鉄道の駅で使われるクロックに採用され、
一気に国内の鉄道駅に普及していきました。
このテーブルクロックはそのクロックのデザインを元に作られました。

そして、以下に紹介する2モデルはもともとあったデザインを
テーブルクロック用にリデザインされ製品化したものになります。

アルネ・ヤコブセン テーブルクロック シティーホール
『テーブルクロック シティーホール 1956年』
ヤコブセンが手掛けた「ルードブレ市庁舎」のためにデザインした
ウォールクロック 『シティーホール』が。
50年代らしい直線的でミニマルな建築物に合うよう、
無駄を一切排除した緻密でクールなデザインに仕上げられています。

アルネ・ヤコブセン テーブルクロック バンカーズ
『テーブルクロック バンカーズ 1971年』
ヤコブセン晩年の最高傑作といわれる「デンマーク国立銀行」を
手掛けた際にデザインした、ウォールクロック『バンカーズ』
12個のブロックで形成されたインデックスの中の1個のみ
黒く塗られたブロックが時間を表すようにデザインされています。

デザイン以外では、LEDライト、スヌーズなど現代の生活に合わせた
優れた機能を搭載。また、アラームの電子音もこだわって
制作されています。
ヤコブセン自身も当時かなりこだわったものの、当時の技術では
氏のイメージに近い音が作り出せなかったそうです。
それが現代の技術でそれに近い音を作ることに成功したそうです。
そういう意味でも、まさに『幻のクロック』なのですね。
全てサイズは同じ卓上サイズ。文字盤のデザインと
本体のカラーにそれぞれ特徴があるので、その中からお気に入りの
デザインを見つけて頂ければ嬉しいです。
アルネ・ヤコブセン テーブルクロック ステーション イメージ

さて、僕の中でヤコブセンというと、
アルネ・ヤコブセン AJドアハンドル
『AJドアハンドル』。以前どこかのショップで販売されている
ヴィンテージを見ました。僕はドアノブが好きで、実はこういったものが
復刻されれば売れるのではないかと密かに思っています。
ヤコブセン以外でも、アンジェロ・マンジャロッティ、ディーター・ラムス
ジョエ・コロンボなど他にも誰しもが知っているデザイナー達は
皆ドアハンドルを手掛けています。
必見です。