BAUHAUS

BRAUNヴィンテージコレクション公開!

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メトロクスでは長年、ヴィンテージアイテムを蒐集してきました。なかでも、BRAUNのコレクションはバウハウスの流れを汲むディーター・ラムスのプロダクトを中心に、100点以上のプロダクトを所有しています。

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ウルムスツール&ウルムスツール カラー 比較!

こんにちは。メトロクス・オノデラです。

本日は、新商品のご紹介。
スイス人デザイナー マックス・ビルがデザインした名作「ウルムスツール」に、
新たにカラータイプが仲間入りしました。


Photo:Masatoshi Takahashi
Styling:Yumi Nakata

ウルムスツールは、
ウルム造形大学の学生のためにデザインされたスツールです。
椅子としてだけでなく、サイドテーブルや棚、
また、持ち運びなどの用途を想定した機能的なフォルム。
無駄を削ぎ落としたバウハウスの理念を象徴する家具です。
※より詳しい詳細は、
マックス・ビルのプロダクト紹介ページへ!こちらから。

今回登場したカラーは、全6色。
レッド、オレンジ、イエロー、グリーン、ライトブルー、ブルーです。

通常のウルムスツールウルムスツール カラーとでは、
少し仕様が異なります。

通常のウルムスツールは、
比較的やわらかい材種のスプルースの無垢材を無塗装で使用しており、
その手触りは、やさしくあたたかみがあります。
また、無塗装ならではの、
経年変化による味わいのある表情も楽しむことができます。

それに対し、カラー 仕様は、
傷がつきにくい固い材種であるバーチの無垢材を使用し、
木目を活かして染色された後、
クリアのウレタンで塗装し仕上げられています。
通常のウルムスツールよりもウルムスツール カラーのほうが、
材料が重たい分、安定感があり、がっしりした感じがします。
ウルムスツール 約3キロ、
ウルムスツール カラー 約4キロ。

また、カラータイプに使用されているバーチ材は、
通常のウルムスツールに使用されているスプルース材よりも格段に固いので、
接合部分の、組接ぎ、さねはぎ、ほぞ組みなどに、
より技術を必要とし、難しい加工ですが、
通常のウルムスツール同様、とても精度よく作られています。

The マスターピース 、ウルムスツールはもちろん、
新鋭 ウルムスツール カラーも、
長くみんなに愛されるプロダクトになりそうです。


Styling:Yumi Nakata


Photo:Masatoshi Takahashi
Styling:Yumi Nakata

そして今、メトロクスでは、
デザイナー  マックス・ビル に関するイベントを企画中です。
詳細は、来週のブログでお知らせします。
おたのしみに。

マックス・ビルによる完璧な調和のテーブルクロック

こんにちは、メトロクス・ハマダです。

ユンハンスからマックス・ビルテーブルクロックが復刻されました。

1958年のデザインです。

ユンハンス テーブルクロック

マックス・ビルは、ドイツのバウハウスでグロピウスやクレー、カンディンスキーに師事し、

幅広い分野で活躍した偉大なデザイナー。

バウハウス最後の巨匠とも言われています。

このテーブルクロックにも、彼の作品のポリシーである

「明確で調和のとれたデザイン」が色濃く反映されています。

ユンハンス テーブルクロック

本体は木製。

ホワイトはシルクマット塗装、ブラックはピアノラッカー塗装が施されています。

文字盤をふち取る枠・針・脚は、艶消しのアルミで高級感のある仕上がり。

本体裏側や化粧箱には、マックス・ビルのサインがプリントされており、

ギフトには特に適した時計です。

 

下の写真はマックス・ビルが机に向かって、何やら図面を描いているところ。

左手の近くに置いてあるスプーンが気になりますね、モチーフがスプーンなんでしょうか。

それはさておき、手前にオリジナルのテーブルクロックが写っています。

今回発売されたものも、このくらいの大きさ。幅164×奥行75×高さ175mmです。

 

メトロクスにはマックス・ビルの関連書籍がたくさんありますので、ちょっと抜粋。

MoMAコレクションにも選ばれているウォールクロック(1956)

今も根強い人気商品です。

 

50年以上前のデザインなのにレトロな印象を全く受けない・・・

最小限の本質的な要素だけで構成されているものは、いつまで経っても色褪せません。

クロック以外では、ウルムスツールもその代表格です!


Ulm Stool / ウルムスツール

 

書籍の他にも、珍しいアイテムをコレクションしています。

これは1989年にデザインされたコンテンポラリーオブジェ「3-8Eck」。

アクリル樹脂製です。側面にマックス・ビルのサイン入り。

ナンバリングされていて、限定180個の代物のようです。

 

こちらはOMEGA アートコレクション Max Bill 88 のウォッチ。

文字盤の裏側はコンクリート・アートのようなカラフル模様でした。

マックス・ビルコンクリート・アート作品もたくさん残したアーティスト。

その中の1シリーズから2種類をポスター化したものがこちら。


Poster Variation 1&12 / バリエーション1&12 (1935)

バリエーション1(八角形の方)は、先ほど紹介したオブジェ「3-8Eck」と

同じパターンですね。

 

いろいろと彼の作品を並べてみると、やはり、

バウハウスの精神が強く表れていることがよく分かりました。

もう80年も前に閉校したバウハウス、実質14年くらいしか活動期間がないのに、

現代芸術・デザインを語る上でかかせない存在となっていることに驚きです。

 

マックス・ビルのプロダクト紹介はこちら



ウルムスツール 耐荷重試験レポート!

こんにちは。
メトロクスの小野寺です。

弊社では、ウルムスツールの日本の輸入代理店ということもあり、
ウルムスツールをwebでご覧いただいたお客様から
「見た目が不安定そうで、大人が座っても大丈夫かしら?」
というお声を、たびたびいただくことがあります。

そんなウルムスツールの汚名返上?!

本日は、ウルムスツールの耐荷重試験の様子をレポートします。

今回行った耐荷重試験は、
“どのくらいの力をかけると壊れるか”というものです。
メトロクスでは、スツールの用途で使用される「座面」と
シェルフの用途で使用される「側面」の、2面の耐荷重を調べました。

まずは、座面部分。
スツールとして使用する場合は、
この面に荷重がかかることになります。

材料試験機の天板の上にウルムスツールを乗せ、
座面の中心に当て板を置きます。
この当て板の中央上方から徐々に荷重を加えていきます。

荷重を加えていくと、座面がだんだん湾曲してきました。

22.0kN=2240kgfの荷重がかかったところで、
座面と側板の接合の組手部分にひび割れが生じ、
座面の中心部分が縦方向に亀裂が入り折れました。

2240kgfの荷重とは、
2240kgの質量のものを上に乗せたのとほぼ同じ意味合いなのだそうです。

むむむ、2240kg…???

簡単に想像できないので、例えて考えてみました。

実際に行うのは不可能な例ですが、
(あくまで参考までに!!です。)
数値上では、
1000mlの牛乳パック(約1kg)が2240本分。
人間(約50kg)が44.8人分。
ゾウ(約5トン(5000kg))はだめですが、
こどものゾウ(約2トン(2000kg))は大丈夫なことになります。

すごいぞ、ウルムスツール

さて、次に、側面です。
シェルフとして使用する場合は、この面に荷重がかかることになります。

材料試験機の天板の上にウルムスツールを横にして置き、
側面の丸棒のつなぎ部分と座面のほぼ中心の位置に当て板を置きます。
この当て板の中央上方から徐々に荷重を加えていきます。

荷重を加えると、側面がだんだん湾曲し
丸棒のつなぎ部分にひび割れが生じてきました。

10.9kN=1110kgfの荷重がかかったところで、
組手部分にもひびが入り、完全に丸棒が側面を突き破りました。

側面は、座面より荷重に弱いことがわかりました。
ただ、弱いとは言えども、1110kgの重さに耐えることができ、
シェルフとして使用するには、十分な強さです。

座面も側面も、想像以上に、丈夫!
さすが、「バウハウスデザインの象徴ウルムスツールです。

みなさま、安心してご使用くださいね。

おまけ

この耐荷重試験は、商品が壊れた時点で試験終了となります。
なので、試験に使用した2台のウルムスツールは、
最終的に壊れてしまいました。

日の目を見られずに、破損してしまったウルムスツールのことを思うと
とても心が痛みましたが、
これはウルムスツールの丈夫さを実証するために役に立つのだと
自分にもウルムスツールにも言い聞かせ、試験に挑みました。

大事な役割を果たしてくれたウルムスツールよ、
おつかれさまでした。

この壊れたウルムスツールは完全には元どおりには戻りませんが、
傷を修復し、割れた部分を補強をし、第二の人生へ。
見た目は少し難がありますが、
小野寺家で重ねて本棚となる予定です。

掲載誌情報【PEN10/15日号:甦ったバウハウスへ。】

こんにちは。
今日は掲載誌のお知らせです。
阪急コミュニケーションズから発売されている、
《新しい視点と美意識で、男たちのデザイン生活を刺激するクオリティマガジン》
【PEN】。こちらの10月15日号:『甦ったバウハウスへ。』特集に、メトロクスが製造・販売
を手掛けている、バウハウスの巨匠:マックス・ビルポスターが掲載されました。

1つの原図を基に「連続」「展開」「発想」のキーワードから15のバリエーションを制作した、
マックス・ビルによるコンクリートアート《1つのテーマによる15のバリエーション》の
中の1作です。
コンクリートアートとは、抽象表現による数学的解釈と客観的な外観で構成された作品の
ことです。
メトロクスのカタログには『1つのテーマによる15のヴァリエーション相関図』があります。
詳しくはこちらを是非ご覧ください。

このポスター開発については、安西さんのブログで詳しく書かれています。
⇒ミラノブログへ。