ウォールミラーの新定番 wawa誕生!
こんにちは。メトロクス・オノデラです。
メトロクスから新商品が発売になります。
2016年8月。
トラフ建築設計事務所さん・山形のツルヤ商店さん と
取り組んだプロダクトが完成いたしました!
構想から約2年。。。
2年前にトラフさんと打ち合わせをはじめて、
いろいろな素材と用途で検討し、ミーティングを重ねてきました。
籐を用いたアイテムにすると決まったのは今年のはじめ。
長い長い道のりでしたが、
ようやく発表できてうれしいです!
トラフ建築設計事務所は、
鈴野浩一さんと禿真哉さんにより2004年に設立され、
建築の設計をはじめ、ショップのインテリアデザイン、
展覧会の会場構成、プロダクトデザイン、
空間インスタレーションやムービー制作への参加など多岐に渡り、
建築的な思考をベースに取り組まれています。
プロダクトだと、かみの工作所さんの「空気の器」や、
石巻工房さんの「AAスツール」などでおなじみ!
くわしくはトラフさんのHP(こちら)をご覧ください!!
ツルヤ商店は、
1907年に山形県で創業した籐製品加工メーカー。
創業以来、国内生産にこだわり、
熟練した職人による丁寧な手仕事と無塗装の仕上げを強みとしています。
前列の左側にいらっしゃる片膝立ちの男性が、社長の会田さん。
籐のフレームの製作では、
いろいろと相談に乗っていただき、助けていただきました。
本当にありがとうございます。
Photo:Masatoshi Takahashi, Styling:Yumi Nakata
このたびメトロクスから発売するアイテムは、
その名も「wawa(わわ)」。
籐(とう)を用いた壁掛けミラーです。
その太い籐をらせん状に巻いた「二重の輪」の形状から、
w a w a と名付けられました。
裏面の取り付け金具には切り込みの加工があり、
8方向のうち好きな角度で壁に掛けることができます。
wawaのフレーム部分は、
ツルヤ商店の職人の手作業により、
籐を用いて、一本一本手作業にて丁寧に製作されています。
↑
wawaの形を作るためにに使用される木型。
↑
蒸した籐材。
軽く、しなやかで折れにくく、耐久性に優れ、
蒸すと柔らかく加工しやすい性質は、
曲線のデザインにも活かされることが多く、
太いものは家具のフレーム材として活用されています。
↑
曲げるときは、意外と力が必要です!
ぐるぐると、円形の木型に沿って巻き付けます。
↑
タッカーで止めながら、形を固定していきます。
↑
型からはずして、完成です!
しなやかで力強い籐の特性を生かしたフレームは、
シンプルでありながらも存在感を放ちます。
日本の伝統工芸と現代の生活にマッチするようなデザインの融合を目指した
籐を用いたウォールミラー「wawa」。
ウォールミラーの新定番として、
メトロクスから自信をもって提案いたします!
Photo:Masatoshi Takahashi, Styling:Yumi Nakata
wawaをもう詳しく知りたい方は、こちらの特別サイトをご覧ください~
↓↓↓
おまけ1
これは、何でしょう?
ツルヤ商店の作業場に保管されている木型です。
加工したい籐の形によって使い分けるそうです。
オブジェみたいでかっこよかったので激写。
おまけ2
山形のツルヤ商店に訪問した際に、社長の奥様から
山形名物の「だし」作りにはかかせない
「なっとう昆布」とお野菜をいただきました!
うれしい!
東京のスーパーには売っていないような気がする・・・!
みなさんご存知でしたでしょうか?
いただいた材料で、
おいしい「だし」を作ることができました。