プリアチェア|本物とコピーの見分け方

──毎日プリアを見ている私たちだから、伝えられること。
いわずと知れた名作には、コピー品やリプロダクト品が出てきます。これは、名作だからこそ抱える問題です。
本質を知らぬまま、安価で流通されたそれらはすぐに飽きられ、容易に捨てられていきます。
私たちは本物であることの価値を伝えていくことが使命だと考えていますので、本物とコピー品の違いは、ぜひ知っていただきたいと強く願っています。

【1】まず感じる、「フレームの太さ」の違い
本物は、線が細くシャープ。
コピーやリプロダクトは、フレームがほんの少し太いだけなのに、その“ちょっと”で全体の印象が重たくなります。
実際に比べて見ないとわからないかもしれません。
でも、毎日プリアを見ている私たちは、一目見た瞬間に「あ、太い…」とわかります。
一度わかると戻れない違いです。

【2】接合部を見れば、一発でわかる
本物のプリアの接合部にはネジがありません。
フレームの接合は構造だけで成立していて、小さなくぼみ(写真の黄色くマークしたところ)があるだけ。
一方、リプロダクトやコピーにはこの部分にネジが留めてあり、仕上げも粗め。
美しさは、見えにくい構造部分にも宿ります。

【3】素材感に、すべてが表れる
座面や背もたれの透明感、クロームフレームの艶。
本物は、光を通したときの美しさ、触れたときの感触がまるで違います。
「なんとなく似ている」では超えられない、“素材の壁”があります。

【4】本物には、リペアという選択肢がある
私たちは本物のプリアチェアに限り、日本総代理店としてリペアをお受けしています。
変色や経年で割れてしまった座面の交換や付け替えパーツの販売などを承っています。
リプロダクトやコピーには難しい「使い継ぐ」という価値。
それが、本物を選ぶ理由のひとつです。

【5】刻印がある
製造年代によって異なりますが、本物には「Castelli」や「Anonima Castelli」のロゴ・刻印が入っています。
これは確かな証。
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本物は、写真では伝わらない“空気感”があります。
そしてそれは、日々プリアを扱っているからこそ感じられるもの。
店頭でぜひ触れて、座ってみてください。
「あ、本物ってこういうことか」と、きっと思えるはずです。
Youtubeチャンネル「クリエイティブの裏側」にて、コピー品との徹底比較をしていただきました。必見です!