Buongiorno Maestro!作品紹介(5) 【ビトッシ「デザインシリーズ(ソットサス)」】
<エットーレ・ソットサス Ettore Sottsass(1917-2007)>
建築家、インダストリアルデザイナーとしてイタリアを代表するデザイナー。
オリベッティ社のデザインコンサルティングとして
「ヴァレンタイン」など多くの名作を手がけ、
81年には、デザイングループ「メンフィス」を結成。
ポストモダンにも大きな影響を与えました。
ソットサス氏、Valentine(1968)、Ultrafragola(1970)、Casablanca(1981)、Basilico(1997)
そんな、巨匠ソットサスが初期に
アルド・ロンディの指導のもと作ったのが、ビトッシのデザインシリーズ。
502ベース、503ベース、501ベース、500ベース
(高さは、502ベース:47cm、500ベース:18cm)
このシリーズ手作りなのですが、
ビトッシのオフィシャルサイトにメイキング動画があります。
(ビトッシ トップページで左側の「VIDEO」をクリック。)
3分くらいありますが、
503ベースの、円筒形を作り上げ、
筆で模様を描くところまで収録されています。
動画だと説得力あります。
50年代の作品とは思えないほどモダンなデザインですが、
モノトーンなので、主張の強い家具にも無理なく溶け込みます。
巨匠ソットサス作品という以外に、
コーディネートしやすさという意味でも、お薦めのシリーズです。
>>デザインシリーズ一覧
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