クリエイターに選ばれるテーブル
現在開催中の渡辺力ポップアップショップ内では、ドイツ生まれのミニマルなテーブル「アイアーマンテーブル」が2つ並んでいる空間があります。
この2つのテーブル、ひとつは「アイアーマンテーブル」、もうひとつは「アイアーマンテーブル2」です。違いがお分かりになるでしょうか?
真横からも見てみましょう。
奥が「アイアーマンテーブル」、手前が「アイアーマンテーブル2」です。
脚の中央を通るフレームの角度が違うことが分かると思います。
斜めから見ると。
X型フレームの角度に注目してください。
「アイアーマンテーブル」は斜め、「アイアーマンテーブル2」は垂直ですね。
元々の1953年のフレームデザインは「斜め」です。
エゴン・アイアーマンが自身のアトリエで使うためにデザインしただけあって、構造的にも考え抜かれた意匠になります。何よりもカッコいいですよね。
アイアーマンテーブル
ただ、奥行きが80cmもあるテーブル。ダイニングテーブルとして使いたいというユーザーが多かったのも事実。対面で椅子を入れると、この「斜め」のフレームが椅子や座った人の足元に干渉してくるのです。
そこで、12年後の1965年に誕生したのが「アイアーマンテーブル2」。
「斜め」フレームを垂直にしたことで、対面での椅子の使用に差し支えがなくなりました。こうした経緯があって、今の2タイプが販売されています。
アイアーマンテーブル2
「アイアーマンテーブル」と「アイアーマンテーブル2」。大きな違いをお分かりいただけたでしょうか。どちらが良いか優劣はありません。お好みやサイズで希望にあったタイプをお選びいただくことをおすすめします!
アイアーマンテーブル
X型フレームが「斜め」:元のデザインに忠実。最高にカッコいい。
脚の内寸:幅1065mm。椅子2脚横並びはちょっとキツい??
サイズ展開:1200mm・1400mm・1600mm
フレームカラー展開:ブラック、ホワイト、グレー、レッド
アイアーマンテーブル2
X型フレームが「垂直」:対面での椅子の使用が可能でダイニングテーブルに最適。
ネジ留め部分がT字になっていて、オリジナルに比べるとすっきりしない。
アイアーマンテーブル2のみ、X型フレームの中央にネジがある。
脚の内寸:幅1320mm。椅子2脚横並びですんなり収まる!
サイズ展開:1600mm
フレームカラー展開:ブラック、ホワイト
フレームカラーは、ホワイトのみ少しツヤがあり、他のカラーはマットな塗装になっています。
※「アイアーマンテーブル2」はブラック・ホワイトのみ
一般的なデスクにはない奥行きの広さは「ダイニングテーブル」にもマッチします。
また、クリエイターの「作業テーブル」としてもよく選ばれています。
シンプルを極めたテーブルだからこそ、いろいろなシーンに似合ってきます。
さらにくわしい詳細は特集コンテンツでご確認ください。
もちろんメトロクス店頭でも実物をご覧いただけます。