METROCS ART FAIR「Onosato Toshinobu」

こんにちは、メトロクス・タカダです。

この度、メトロクス東京店では、世代を超えて受け継がれるアートをご提案する「メトロクス アートフェア」を開催いたします。期間中は、店内のインテリアアイテムと合わせてグラフィック作品の展示・販売を行います。

時代に流されて消費されていくのではなく、むしろ年月が経つほどに存在感が増すような、歴史あるデザインプロダクトを取り扱ってきたメトロクスの視点で、インテリアとして飾るためのアートをご紹介いたします。

今回は、日本の抽象絵画の草分けの一人として知られるオノサト・トシノブの作品を十数点ご用意いたしました。主に1950~1980年代に描かれたこれらの幾何学的な抽象表現作品は、今でもその魅力が色あせることはなく、そこに普遍的な美しさを見出すことができます。

アートを飾ることは、インテリア空間にさらなる広がりや彩を加えると同時に心を豊かにします。

今回のフェアが、これから何年も暮らしを共にできるような作品との出会いとなれば幸いです。

オノサト・トシノブ/Onosato Toshinobu[1912 – 1986]

1912年、長野県生まれ。戦前から前衛美術の先駆者として活躍し、世界的でも注目を集めた日本を代表する抽象画家。

1931年に津田青楓洋画塾へ入塾、若手作家と「黒色洋画展」を結成し精力的に展示を行う。1937年には「自由美術家協会」が結成され会友として参加。

第二次世界大戦での従軍を経て、1953年に瀧口修造の推薦でタケミヤ画廊(東京・神田)にて初個展を開催した。1954年頃から本格的に円形を主題とした作品の制作を始め、主に朱、黄、緑、紺の4色を基調としたモザイクパターンから円形が浮かびあがる幾何学的抽象表現のスタイルを確立。

1960年以降は、大きな円を正方形で分割し埋め尽くすスタイルに移行。これらの作品が海外でも高く評価され、世界的な舞台でも注目を集めた。

その後も、アトリエからほとんど出ないほどに制作を続け、数多くの油彩・水彩の他、約200点の版画作品を残した。

METROCS ART FAIR「Onosato Toshinobu」
メトロクス アートフェア「オノサト・トシノブ」

場所:メトロクス 東京店

日程:2021年11月4日(木)~11月20日(土)

 

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