エットレ・ソットサスの世界を体感!特別企画展&ヴィンテージプロダクトフェア開催

こんにちは、メトロクス・フクオカです。
本日は、デザイン好きなら見逃せないフェア&企画展のお知らせです。
ポストモダンデザインの巨匠として知られるエットレ・ソットサス(Ettore Sottsass, 1917-2007)。
1960年代にはイタリアのオリベッティ(Olivetti)でデザインコンサルタントを務め、真っ赤なポータブルタイプライター「ヴァレンタイン(Valentine)」など、機能主義的だったオフィス機器に色彩と感情を持ち込んだ革新的なプロダクトを生み出しました。
1980年代には世界中のデザイナーを集めてデザイン集団「メンフィス(MEMPHIS)」を結成。鮮やかなカラーリング、奇抜なフォルム、幾何学模様を組み合わせたスタイルは、当時のデザイン界に大きな衝撃を与えました。

ポストモダンの潮流を率いた名士 エットレ・ソットサス
この度、メトロクス東京では、希少なヴィンテージプロダクトの特別販売に加え、ソットサスの歩みを辿る資料や貴重なアーカイブコレクションを展示するイベント「エットレ・ソットサス コレクションフェア function → emotion プロダクトは道具か、それとも物語か。」を開催いたします。
今回のブログでは、展示の見どころや購入可能なヴィンテージプロダクト、開催概要・アクセス方法まで分かりやすく解説します。
イベントの見どころ

その1 希少なヴィンテージ家具やプロダクトの特別販売
会場では、ソットサスが手掛けたオリベッティのオフィス家具シリーズ「シンテシス 45(Synthesis 45)」やグラフィックポスターなど、入手困難なヴィンテージプロダクトを販売いたします。
また、1点限りのMEMPHIS製品もラインナップ!

【注目】ベイ ランプ(現品1台のみ)
1983年デザインの造形的なランプ。自己主張の強いフォルムによって、空間内でのオブジェ性を獲得。周囲に溶け込むのではなく、むしろ視線を引き寄せ、空間の中心として振る舞う点において、従来の照明デザインとは異なる態度が明確です。これは、日用品を「意味を発信する記号」として扱うメンフィスの思想と一致しています。
弊社では取扱いしていないモデルとなりますが、特別に1台ご用意しました。この機会を逃すと手に入れることが困難になることが予想されますので、気になっていた方は要チェックです。
※ヴィンテージ品はほぼ全て現品限りの限定販売です。
※オンラインショップでの販売は10月中旬頃開始予定のため、店頭販売で完売する場合があります。
なお、ソットサス製品のほかに、ヴァルター・バルマーや伊坂 芳太良によるオリベッティのグラフィックポスターなどもご用意しております。

その2 「秩序」から「爆発」へ― ソットサスの思想を辿る4つのテーマ
展示は「秩序」「懐疑」「解放」「爆発」という4つのテーマで構成。
ビトッシ(Bitossi)の彫刻的な陶器シリーズや、アレッシオ・サリ(Alessio Sarri)による叙情的は陶器シリーズも展示し、合理的な工業デザインから、感情や遊戯性を解き放ったポストモダン期の作品まで、ソットサスが辿り着いた「人の感情を揺さぶるデザイン」の軌跡を体感できる内容となっております。
注目記事:プロダクトで振り返る、ソットサスの歩み

その3 アーカイブコレクション&貴重な資料展示
メトロクスは創業以来、30年以上にわたり国内外の優れたデザインプロダクトやヴィンテージ品を蒐集・アーカイブしてきました。
そのなかから、ソットサスの思想やデザインの歩みを間近で感じられる貴重なプロダクトもご覧いただけます。美術館のガラスケース越しでは味わえない「実際の質感」や「空間における存在感」をダイレクトに感じていただけるよう、特別にアーカイブの一部を公開・展示します。
例えば、オリベッティのタイプライターやシンテシス 45シリーズのチェア、ポストモダンの名作「タヒチ(Tahiti)」や「パウザーニア(Pausania)」などの実物を間近で観賞でき、一部プロダクトには触れていただけるのも、美術館とは異なる本イベントならではの大きな魅力です。
実際のプロダクトを観察しながら、手に取ってお読みいただくことのできる関連書籍も豊富に揃い、ソットサスがデザインに込めた思考の深さにじっくりと浸ることができる贅沢な空間となっています。
注目記事:メトロクスの事務所にあるソットサス
【販売・展示アイテム】貴重なヴィンテージやMEMPHISの現行アイテムまで
会場で出会える注目のプロダクトをピックアップ!






■ シンテシス 45(Synthesis 45)シリーズ
1970年代にソットサスがオリベッティ社のためにデザインしたシステムオフィス家具。グレーやブルーといった落ち着いたカラーリングの中に、ソットサスらしいポップな差し色や機能的なフォルムが光る名作です。今回のフェアでは、当時の空気感を纏ったタイピストチェアやデスク、ドロワーなどのヴィンテージアイテムを実際にご覧いただけるとともに、販売対象アイテムも多数。
■ タイプライター ヴァレンタイン
言わずと知れた名機。60年代のポップアイコンであり、ソットサスを代表するプロダクトです。実際に使用することはできませんが、オブジェとしても際立つ作品で、現在も人気の高いヴィンテージ品です。また、当時の宣伝用広告ポスターも販売します。








開催概要・アクセス
イベントの開催日程および会場アクセス情報は以下の通りです。

Ettore Sottsass Collection Fair
function → emotion プロダクトは道具か、それとも物語か。
会期: 2026年9月5日(土) ~ 10月31日(土)
営業時間: 12:00~18:00(※土曜日のみ 11:00~19:00)
定休日: 水曜日、日曜日、祝日
入場料: 無料(事前予約不要)
会場: METROCS(メトロクス東京)
住所: 〒105-0004 東京都港区新橋6丁目18-2
最寄り駅からのアクセス
都営三田線「御成門駅」A4出口より徒歩2分
都営浅草線「大門駅」A4出口より徒歩9分
JR・東京メトロ銀座線「新橋駅」徒歩10分
JR「浜松町駅」北口より徒歩11分
まとめ
合理性や効率が重視される現代だからこそ、ソットサスが投げかけた「デザインとは何か?」「感情を動かすものとは何か?」という問いが改めて心に響きます。
今回のイベントは、ポストモダンデザインの巨匠の思考や軌跡に触れられるだけでなく、一期一会の貴重なヴィンテージ家具・プロダクトを実際に見て、手に取り、購入できる絶好の機会です。
購入できるヴィンテージアイテムや1点限りの現行アイテムを狙うなら早めの来場がおすすめです!
気になる作品や狙っているプロダクトがある方は、ぜひ会期前半のうちに足を運んでみてください。
店頭ではリーフレットもお配りしております。
