ユニークなフォルムに心掴まれる「カラクター」
こんにちは、メトロクス・オノです。
今月からお取扱いが始まったデンマークのデザインブランド「Karakter(カラクター)」の商品についてご紹介します。
名デザイナーから新進気鋭のデザイナーまで幅広く取り扱い、他にはないデザインと高いクオリティに定評があります。
目を引かれたのがユニークなフォルムたち。
例えば、ボビーワゴンでお馴染みのジョエ・コロンボのデザインした「スフェリコ」は、6種類それぞれが個性的な形をしており、見た瞬間に心をグッと掴まれてしまいました。
水、カクテル、ウィスキー、ワイン、ビール、ジュース、シャンパン、アイスクリームなど、用途に合わせた形に仕上げられているのですが、自分の好みの形で選んだり、ギフトに贈る際にその人のイメージに合わせて選んでも楽しそう。使う人の個性も反映してくれそうなグラスです。
6種類いずれも球と円柱を組み合わせたような形で、なんとなく人の顔と頭みたいだなぁと愛着を感じています。
パッケージも素敵だったので載せてみます。
同じくコロンボによるDOMO(ドーモ)ランプも曲線を生かしたフォルムで、そのイズムが色濃く反映されたランプです。
なんとなく、シェードとランプがおじぎをしている人のようにも見えませんか?
もう一つ、形に惹かれたのは、アキッレ・カスティリオーニとジャンカルロ・ポッツィによる「トリオ」。
部屋の角の空きスペースを活用することを目的とした実用的なコーナー家具なのですが、棚板の三角形がアシンメトリーだったりして、なんだかリズミカルな楽しさを感じます。
個人的な見解なのですが、カスティリオーニのプロダクトには見ていると楽しい気持ちになったり、躍動感を感じるものが多いような。
ちなみに、トリオは実物を持ってみてその軽さに驚きました。重さは2kg。棚板も薄く、軽やかなデザインです。
同様に多目的家具としてデザインされた「コモド」や「ルンガンゴロ」も、お気に入りのものを入れり飾ったりしたくなるような特別な雰囲気を持っています。
そして、驚きを覚えたのが、アンジェロ・マンジャロッティによる「アイダ テーブルランプ」。
なんと、シェードが浮いています。
正確には細いアームでベースと繋がっているのですが、この絶妙なバランス感を実現するのは、素材の特性を徹底的に追及してデザインをするマンジャロッティだからこそなのかなと思いました。
同じくマンジャロッティのランプ「ラリランプ」は、シェードの形状が揺らいだ光を生み出す、工業的なフォルムながら温かみも感じる名作です。
最後にご紹介するのは、アメリカを代表するデザイナーの一人、ポール・マッコブによる「1595 コンソールテーブル」。
細い線が目を引くシンプルで華奢、ミニマルなデザインの中に、遊び心を感じる指掛け穴と、ディテールまで計算し尽くして考えられたデザインを感じることができます。
まさに、他では見ることのできないデザインのプロダクトたち。
ぜひオンラインショップで詳細をご覧いただけたら嬉しいです。
「トリオ」(ナチュラル色)と「スフェリコ」は、実店舗の東京店で実物をご覧いただけます!