展示会レポート【YANAGI SORI】展へ行ってきました!編
季節の変わり目は風邪を引き易いですね。僕はここ数年風邪すら引いてない健康優良児(大人ですが)
だと思っていたのですが、先日健康診断で「低コレステロール」という聞いたことのない理由で
再検査になりました、みなさん、こんにちは。メトロクス東京:タニです。
毎回毎回展示会が終わってからブログを掲載して、何だか申し訳ないのですが行ってきました!
横浜美術館《柳 宗理展》。
氏の代名詞とも言える(言えなかったらすみません)『バタフライスツール』の試作や
カトラリーからトンネルの入口、地下鉄の水飲器と水汲場など多岐にわたる仕事を
見ることができました。
注目すべきはメトロクスでも取り扱っている『山中組木工房さん』のパッケージデザインです。
十数年前氏は山中さんの組木に魅せられてそのパッケージデザインを手掛けたいと
考えていたそうです。素晴らしい技術を持っているにもかかわらず安い価格で販売せざるを得ない、
そんな状況でパッケージデザインという発想などなかった、そんな山中組木さんの作品を
パッケージングすることで高価な商品にし、生活を楽にしより良い作品を作ってもらうこと。
それが氏の願いでした。
色々な問題で中々実行できずにいたのですが、氏の《柳工業デザイン研究会》が費用をもつことで
ついにその仕事に取り掛かることが出来たのです。
「クライアントからの仕事ではなく、自分でする仕事だから結構楽しんで出来た」、と氏はエッセイで
おっしゃっています。
「美味なるモノには、音がある」という有名なコピーのように、
色々なモノやコトには理由があるのでしょうね。
次回、坂倉準三展レポートもお楽しみに。
今週末行きますのでね。。
※メトロクスで販売している山中組木工房の作品はそのパッケージには入っていませんのでご了承ください。