プロダクトデザイン傑作集の500に入る名作が75%オフです
こんにちは、メトロクス・フクオカです。
本日はプライスダウン商品をご紹介します。
私の愛読書に「500 プロダクトデザイン傑作集」という本があります。
読み物というよりは、歴史的なプロダクトの図鑑といった内容の書籍です。
この本にはボビーワゴンやスダンダードチェア、マックス・ビルのウルムスツールにクロック、ゲディのトイレブラシ、アルテミデのトロメオ、剣持勇の籐のラウンジソファ、イサム・ノグチのプリズマティックテーブル、最新のものだとiPhone(2007)やダイソンのエアマルチプライヤー(2009)など、、、その他にもたくさんの名作プロダクトがデザインの時系列順に紹介されている本当におもしろい本です。
(掲載の中で一番古いプロダクトはなんと1663年デザインの「家庭用はさみ」でした)
その中に今回プライスダウンしている「40/4 チェア」も掲載されています。
デヴィッド・ローランドが1964年に発表したこの椅子。デザイン当時はインダストリアルなオフィスファニチャーで知られた、アメリカの会社「GENERAL FIREPROOFING COMPANY」が製造。1976年からはデンマークの「HOWE(ハウ)」が製造している、半世紀以上の長い歴史を持ったプロダクトです。
「HOWE」社のコレクションのほとんどはデンマークのデザイナーの製品ですが、この「40/4 チェア」だけはアメリカ生まれという例外。これは、「HOWE」社の現在の拠点がデンマークであるものの、実はアメリカで創設していることも関係しているのかもしれません。
この写真、お分かりになるでしょうか?「40/4 チェア」が何十台と積みあがっています。
このチェアはスタッキングのギミックにその名の由来があります。
40脚積み重ねられた椅子は、高さわずか4フィート(約120cm)にしかならないそう。
「40脚 / 4フィート」。ここから、事実上「40/4」という名前になったそうです。スチールフレームのスタッキングチェアとしては世界で最も多く生産された椅子で、今なおHOWEのフラッグシップモデルとして君臨しています。
これまでに製造された椅子の中で、最もエレガントで効率的なスタッキングチェアとして長く愛され続け、「プロダクトデザイン傑作集」の500に入る名作。
半世紀の間に幾度もコピーされてきたようですが、そのどれもオリジナルを凌駕するものはないとの記述がありました。
確かに、よく似た類の椅子を公共の大会議場やイベントホールで見かけます。その多くはこの「40/4 チェア」を模したもので、ルーツが「40/4 チェア」にあるのですね。
こうした歴史に触れるとまたひとつ、愛着が増します。
プライスダウン中の「40/4 チェア」はショールームで使用していた展示品で、若干の傷みや使用感等があるため、75%OFFにて販売させていただいています。残っているのは張り地タイプのみ、残り1台ずつ。お買い逃しなく!⇒ プライスダウン会場はこちら
大人気のBKF バタフライチェアのアウトレットも残りわずかになっていますので、こちらもお早めにご検討ください。