【F031 デスクキャンペーン】その5~ピエール・ポランのバタフライ~
みなさんこんにちは。
メトロクス:タニです。
今日は珍しい椅子の紹介です。
オランダ:アーティフォート社製 ピエール・ポランの【バタフライ】。
1963年のデザインです。
後姿もきれいです。
厚革のシート。
ステンレスのフレーム。
フレームに。
背のシート。
フレームのベース。
ヴィンテージ品につき、多少のキズなどありますが、良品です。
アーティフォート社のものはホウトクさんがライセンス生産をされていますが、このバタフライは
正規輸入品、国内で生産されているものはありません。
詳しくはメトロクスまでお問い合わせください。
尚、展示品1点のみとなりますので、オンラインショップからでも
ご注文お待ちしております。
さて、今日の課外授業はピエール・ポランの書籍紹介です。
メトロクスの書庫から選んできました。
フランス語【UN UNIVERS DE FORMES】
ポランが手がけた家具のほか、インテリアデザインやプロダクトデザインのついての
資料になっています。
これには【プチビュロー】と紹介されている【F031デスク】。
一緒に使われている椅子も実はポランのデザイン。同じトーネット社で作られていた
【CM131】と呼ばれる椅子です。【F031】もトーネットでは【CM141】と呼ばれていました。
そして極めつけは、
若き日のポランとあのヴァーナー・パントンです。親交が深かったことは有名です。
⇒パントンの商品はこちら
それについては、安西さんのミラノブログにも詳しく書かれています。⇒こちら。
次は
【PIERRE PAULIN designer】。
こちらも同じく【CM141】。スケッチも載っています。
この左ページ真ん中のシェルフは【ELYSEE(エリゼ)】という名前の作品です。
フランス大統領の官邸である【エリゼ宮】のインテリアデザインを手がけた
ポランが、その名をつけたシェルフ。
こんな画像もありました。
これはメトロクス代表が【F031デスク】の復刻生産の契約を結びに
ポランの自宅を訪ねたときに撮影した写真です。これはスチール製の
エリゼだと思われます。なんたる・・・。
【モダンファニチャークラシックス】。表紙が【リボン】になっていますね。
ここにも【CM141】。この書籍にもなかなか興奮する家具が
沢山掲載されています。
そして、最後はこちら。
サイン入り。
どれも面白いものばかり、他のページも是非見ていただきたく思っています。
店頭で開催中の『F031 デスクキャンペーン』開催中につき、
デスクの付近にはこれらの書籍を一式展示してありますので
手にとってご覧ください。
安西さんとメトロクス代表がポランを尋ねた記事をまとめた
ミラノブログはこちら⇒
是非呼んでみてくださいね。