マックス・ビル グラフィックラグの魅力
こんにちは、メトロクス・オノデラです。
しばらくの間、欠品中となってしまっていた
マックス・ビルのグラフィックラグが再入荷いたしました!
本日は改めて、このマックス・ビルのラグについて、
少し詳しくご紹介いたします。
まずは、「クワイエット」。
このグラフィックは、1948年に発表されたもの。
一見、グレー一色のしま模様に見えますが、
よくよくみてみると・・・
A、B、C、D、すべてのブロックで、微妙に色が違うことがわかります。
Aは、赤みのグレー
Bは、グレー
Cは、緑みのグレー
Dは、青みのグレー
となっています。
グラフィックをラグとして製品化する際に、
実は、この図柄「クワイエット」は、
マックス・ビルのどの作品集を見ても白黒画像で掲載されており、
われわれは、モノトーンの作品だと思って、開発を進めていました。
ところが、マックス・ビル財団に打診した際にはじめて、
はじめてそれぞれのブロックごとに色味が違っていたことが発覚。
急遽、スイスにあるマックス・ビル財団と色の打ち合わせを行いました。
その微妙な違いの色味を出すのに、とても苦労したことを思い出します。
このグレーの色味のちがいが、結果的に、
「クワイエット」の見どころともなりました。
さて、次に、「カラフルアクセンツ」。
このラグのグラフィックは、1946年に発表されたものです。
このたび製品化した3種類のグラフィックの中では、
いちばん古いデザイン。
「カラフルアクセンツ」は、10色もの色を使用し制作していますが、
色鮮やかな色味はポイント使いされており、
派手な印象はなく、お部屋に合わせやすい柄として人気です。
そして最後に、今のところ一番人気の「カラーホイール」。
このグラフィックは、1970年に発表されたもの。
ラウンド型の「カラーホイール」は、
マックスビルらしい、鮮やかな色彩と幾何学的な図柄が魅力です。
いずれも、
1600×1600 (カラーホイールは、Φ1600)
1800×1800 (カラーホイールは、Φ1800)
2000×2000 (カラーホイールは、Φ2000)
の3サイズでの展開です。
素材は、アクリル糸。
アクリル糸は吸水性が少なく、 水溶性の汚れが付きにくいというメリットがあります。
カビや害虫がつきにくいのも、特徴のひとつです。
さらりとした手触りなので、季節を問わずご使用いただけます。
裏面は耐熱加工を施しているので、 床暖房やホットカーペットにも対応しています。
実物は、メトロクス東京にて展示しておりますので、
全仕様をご覧いただくことができますよ。
また、現在、マックス・ビル関連の催事が、
代官山のミッドセンチュリーモダンさん、丸の内のステッチ東京さん、
大阪のデルフォニックスさんで開催中です!
こちらの店舗でも、ラグを展示していただいておりますので、
ぜひ見に行かれてみてください!!
ミッドセンチュリーモダン
ステッチ東京
Colors -マックス・ビルと暮らす-
期間:2015年1月19日(月)-2015年2月15日(日)
デルフォニックス大阪
New Products of Max Bill –マックス・ビルの新しいプロダクト展-
期間:2015年1月23日(金)-2015年3月5日(木)
おまけ
ラグの裏面には、マックス・ビル財団監修の証である、
マックス・ビルのサインを施したタグが取り付けられています。
「max bill」と書かれたサインの下には、
「©max, binia + jakob bill foundation」 と記載されています。
タグをめくると、メトロクスのロゴも入っているんですよ。