みどころたっぷりのフェア開催中
こんにちは、メトロクス・フルカワです。
東京・新橋にお店を構えるメトロクス東京では、イタリアのデザイン賞「Compasso d’Oro(コンパッソ・ドーロ)」をテーマにフェアを開催しています。受賞した製品とそのデザイナーをメトロクス独自にピックアップし、そのアイテムが生まれた背景とともに貴重な名作をご覧いただくことができます。さらにお越しいただくだけで貰えるスペシャルなおみやげまで!
フェアの詳細はこちらのページもあわせてぜひご覧ください。
今回は見どころたっぷりの中からいくつか気になるものをご紹介させていただきます。
Zanotta サッコ イージーチェア
イタリア語で袋を意味するSacco(サッコ)という名前のついたこちらのチェア。1968年にピエロ・ガッティ、チェザーレ・パオローニ、フランコ・テオドーロの3名によりデザインされ、1970年にコンパッソ・ドーロ賞を受賞しました。丈夫なカバーの中にビーズ(ペレット)が入っており、自由にフォルムを変える椅子は当時とても画期的でした。いわばビーズクッションのパイオニア的存在です!
自在に形状を変えるその様子は感情があるように見えて仕方ありません。。少し寄りかかると、柔らかすぎず、しっかりと受け止めて包んでくれる安心感があり、毎日お店で顔を合わせているとどんどんお気に入りになってきました。実物をご覧いただける機会はなかなか無いのではないでしょうか?ぜひ皆様にも店頭でお試しいただけますと嬉しいです。
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Oluce アトーロ テーブルランプ
円錐、円柱、半球のシンプルな組み合わせだけで構成されたこちらのランプは、1977年にヴィコ・マジストレッティによりデザインされ、1979年にコンパッソ・ドーロ賞を受賞しました。それぞれのパーツのサイズ感が巧みに計算されており、彫刻的な雰囲気があります。
店頭で展示をご覧いただけるのはブラックカラーの238(直径250×高さ350mm)、3サイズ展開の中で一番小さいサイズ。加えてコレクションとして、一番大きなサイズの乳半アクリルのタイプをご覧いただけます。
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DANEZE フローレス
フローレスは1992年にエンツォ・マーリがデザインした収納ケースです。同年にコンパッソ・ドーロ賞を受賞しました。イタリアンプロダクトデザインまたエンツォ・マーリを語る上で欠かす事の出来ない名品となりました。一番の特徴は「留め具を使用していない」こと!蓋のパーツと底のパーツが上下絡み合うように設計されており、蓋の部分は引っかかっているだけ。シンプルなのに複雑。フェアに合わせてお取り扱いを開始しました。ぜひ店頭で開け閉め体験をお試しください。
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その他1967年にエンツォ・マーリがデザインしたティモールのヴィンテージ品(非売品)や、
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上下ともに使えるキュートな佇まいの花瓶、パゴパゴフラワーポット(非売品)もご覧いただけます。
Fontana Arte ビリアテーブルランプ
「イタリア建築・デザインの父」と称されるジオ・ポンティが、1932年にデザインしたテーブルランプ、ビリア。円錐形の台座の上に球体が置かれる様子は、照明よりも完成されたオブジェのようです。
球体のシェードはガラスでできているので、光が柔らかくひろがります。ベットサイドにもいいですね。
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また、今回のフェアではフェアの対象商品11,000円(税込)以上ご購入の方へ、ポンティのタイルマグネットを2点プレゼントしています。このタイルはポンティが南イタリア、ソレントの海岸にあるホテルのデザインを手がけた際に使用したタイルを復刻したものです。
柄は全部で8種類。普段は627円で販売しています。お手ごろなことからもプチギフトとしてもおすすめです。▶オンラインのページはこちら
まだまだご紹介したいものが沢山ありますが、今日はこの辺にしたいと思います。
初めて実物をみた名品も沢山ありました。デットストック品や廃番カラーも限定数ご用意しているのでぜひご覧いただけますと幸いです。
オンラインショップでも同様のフェアを開催中です。こちらもあわせてご覧ください。