リキスツールがリニューアル
こんにちは、メトロクス・フクオカです。
本日は定番アイテム、リニューアルのご案内です。
新たなラインナップが追加
ジャパニーズデザインのパイオニア、渡辺力さんが1965年にデザインした紙素材の組立て家具「リキスツール」。
メトロクスでの2007年の復刻後、人気の看板商品です。
この春、仕様をリニューアル!
大きく変わった点はありませんが、ダンボールのフチを波歯に変更しています。波歯はケガもしにくいので、よりユニバーサルデザインになったと思います。
また、新しいラインナップとして、素材の色をそのまま生かした「ナチュラル」が加わりました。
サステナブルな時代にマッチ
リキスツールは60年代のデザインですが、段ボールというリサイクル可能な素材のみで構成されているので、「SDGs」など環境への取り組みが必然となった今の時代に適したプロダクトといえると思います。
戦後復興から高度経済成長へと変化する1950年代、日本で梱包資材としての段ボールが普及。
紙を使った子供用家具のプロジェクトに、渡辺先生率いる「Qデザイナーズ」が参加したことがこのスツール誕生の背景にはあります。
誕生から半世紀以上経った現代において、これほどまでに時代にマッチするとは驚きです。
組み立てには、金具や接着剤などの道具は一切使いません。
ユニークな形の段ボールのパーツをパズルのように組み合わせていくだけ。折り目に沿って曲げ、サクサク差し込んでいきます。出来上がった時の達成感はひとしおです。
耐荷重は740kg!
重量は0.8~1kg。お子様でも軽々持ち運ぶことができます。
それに反して、耐荷重はロースツールで740kg、ハイスツールで650kg。
段ボールの特性が存分に発揮され、椅子としての十分な強度を持っています。
発売当時「4つのスツールで象の体重を支えられる」と話題になっただけありますね。
メトロクス東京の店頭にて展示しておりますので、ぜひ実際にその強度をお確かめください。
また、渡辺力さんといえばおなじみの「リキウォッチ」。
こちらは誕生から今年で20年とのこと。
20周年を記念したコンテンツが公開されていますので、ぜひご覧ください。