ミッドセンチュリー

東京店にヴィンテージアイテムが入荷してきました。

こんにちは。
メトロクス・タカハシです。

今日のメトロクスブログは先日入荷してきたヴィンテージアイテムをご紹介
していきます。例年、この時期になると、イタリアのミッドセンチュリー期の
ヴィンテージアイテムが入荷するので、そちらを紹介してきましたが、
今回はこれまでとは違いオランダのディーラーから買い付けてきたものが
多く入ってきましたので、メトロクスではこれまで取り扱ってこなかった
ヴィンテージ家具がたくさん入荷してきています。

今回はその一部をご紹介していきたいと思います。

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東京店のヴィンテージアイテムあれこれ

こんにちは。
メトロクス・タカハシです。

台風が近づいてきているからなのか、昨日から涼しく秋の気配がしてきました。
空模様は優れませんが、涼しくなったことで、ようやく外出が億劫ではなくなりそうです。

さて、今日のメトロクスブログでは東京店のヴィンテージアイテムの数々を改めてご紹介
したいと思います。中にはオンラインショップに未掲載のアイテムもありますので、
これは!?となったアイテムがありましたら、お気軽にお問合せ下さい。

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ヴィンテージアイテム入荷「イタリアデザインと北欧デザイン」

プリアチェア
こんにちは。メトロクス・タカハシです。
のっけから画像ですが、今日はヴィンテージアイテムについて。

毎年恒例ですが、メトロクスではこの時期イタリアからのコンテナで
ヴィンテージアイテムが複数入荷しています。
今日はその中からいくつか抜粋してご紹介です。

さて、冒頭の画像の写真ですが少し別の角度から撮影するとこんな感じです。
プリアチェア
この写真で大体お分かりかと思いますが、これはジャンカルロ・ピレッティがデザイン
した折りたたみ椅子「プリア」です。全世界で約700万本販売したという
折たたみ式椅子の名作です。
現在ではどこでも目にできるこういった折りたたみ椅子ですが、
その原型となるのがこのプリア。
MoMa収蔵品にも選ばれているデザインです。

プリア
他の類似する折りたたみ椅子との一番の違いはやはり畳んだ時のラインでしょう。
実にミニマルです。

プリア
ジャンカルロ・ピレッティのデザインはこのプリアに限らずシステマチックな
デザインが多く、その機能性で高い評価を受けています。
全世界で約700万本販売の実績はその完成度の高さからくるものでしょう。

■プリア(クローム/クリア) ¥29,160(税込)
■在庫数:6脚

続いては、メトロクスとしては少し珍しい北欧デザインのアイテムです。

ダイニングセット
デザインはフィンランドのデザイナー「イルマリ・タピオヴァラ」。
タピオヴァラの代表作のPirkka(ピルッカ)が有名でしょうか?
彼のデザインは柔らかく温かみがあり、それでいて彼らしいオリジナリティも
感じられるといった印象です。

今回入荷したダイニングセットは1963年にデザインされた
Hongisto(ホンジスト)というシリーズ。
タピオヴァラの隠れた名作と言われ椅子4脚とテーブルのセットで
出回ることは、そうそうない希少なアイテムです。

ホンジストチェア
座面高も海外のデザインには珍しく42cmとやや低めで日本人も座りやすい高さです。
このホンジストは単色の物などいくつかバリエーションがあるようですが、
今回のものはパイン材をフレームだけ白く塗装したツートンカラーのモデル。
経年で非常に雰囲気のある風合いになっています。

ホンジストチェア
ホンジストのデザインで僕が一番気に入っているのはパーツ通しの接合。
完全に密着させず木ダボでつながっています。全体的にポッテリとしたデザインですが、
この隙間があることで椅子に軽さが生まれているように感じます。

ホンジストテーブル
テーブルも同様の作りです。
この構造はピルッカにも見られ、タピオヴァラらしさが感じられる特徴の一つでしょう。

ホンジストテーブル
今日のエヌクラフツブログでも紹介したLueのディナーセット大谷哲也さんの
とのコントラストも綺麗です。タピオヴァラの暖かみのあるデザインはクラフトとの
相性が良いのかもしれません。

■ホンジストダイニングセット(テーブル、椅子4脚セット) ¥388,800(税込)

そして最後に、ルイスポールセンのペンダントライトです。

PH kontrast
本当は点灯している写真を取りたかったのですが電材パーツの仕様変更が
間に合わず本体のみのご紹介です。
「ポール・ヘニングセン」デザインの
今は廃番となってしまったPH KONTRAST(コントラスト)。

ルイスポールセンの現行品に似たデザインのPH スノーボウルに間違われやすい
このPH コントラストですが、構造が非常に複雑で、完成まで130もの工程が
必要となり非常にコストが高い照明でした。

PH kontrast
コントラストの特徴は光の色を変化させることができる珍しい照明です。
シェード内で電球の位置を変えることができその高さに応じて内部の塗装の
違いで光の色が変わるという面白い特徴です。

ここ数年で光の色を調整できるLED電球が普及し始めましたが、
50年近く前からアナログな手法で光の色を変えることを考えられていたのは驚きです。
本来ならその画像をこのブログでお見せしたかったのですが、間に合わず申し訳ない。

でも、このPHコントラストについては
別の機会を設けてちゃんとお伝えできればと思っています。

■PH コントラスト ¥291,600(税込)

他にも今回は紹介していませんが、オリベッティの「ダッティロ」やピレッティの
アンブレラスタンド「プラヴィウム」等も入荷して来ています。
そちらも別の機会にちゃんと紹介したいですね。

店頭では既に全ての商品を展示していますので気になる方は
東京店でご覧いただけます。

第二回アーティフォートとピエール・ポラン【Artifort – Pierre Paulin Fair】

こんにちは。
メトロクス・タカハシです。

先週のブログで取り上げたArtifort – Pierre Paulin Fairですが先日、ようやく展覧会から
ポランの椅子たちが帰ってきました。

現在、メトロクスでは明日10月1日からのArtifort – Pierre Paulin Fairに向けて急ピッチで
設営を進めています。本日はそんなアーティフォートの商品をご紹介したいと思います。

まずは、「 Toungue/ タン[1967年] 」
tongue
その名の通り「舌」
ポランの作品の中でも突出したインパクトがある作品ですね。
脚がなく、地べたに直接座る感覚に近いこの椅子は椅子というより彫刻作品のようです。
生活の基点が床に近い日本人の生活スタイルには実は適したデザインともいえます。
見た目とは裏腹に座り心地も追及されており、座面から背面にかけてクッションの厚みが違う
為、程よい弾力性とフィット感があり安心して体を預けることができます。

そして驚いたのがその重量。わずか9キロしかないので女性一人でも軽々と持ち運べます。
アーティフォートの製品は全体的に重い椅子が多いのですがタンチェアは非常に軽く
作られています。 床面と張地の距離が極端に近いので掃除のときに毎回動かすことを
考えての配慮でしょう。機能的な部分までしっかり考えられているからこその名作です。

tongue
画像は若かりし日のポランとタンチェア。
奥にはタンチェアが山積みにされていますね。こんな大量に買う人は稀でしょうが、スタッキ
ングができるのもタンチェアのいいところです。

続いては「Groovy / グルーヴィー[1967年] 」
groovy
どっしりとしたM字型のフォルムが特徴的なこの作品はメルボルンのビクトリア近代美術館に
展示されていることでも有名です。 スタートレックとかSF映画に登場しても不思議じゃない
ような(出てきてるのかも?)スペーシーなフォルムですが、現代的なモダンな部屋やカジュ
アルな部屋にも合わせやすそうです。タンチェア座面が低い為、日本の住宅事情にもマッチ
するでしょう。フレームに布を垂らしたような曲線の繊細さがポランらしさを醸し出しています。

「Mushroom / マッシュルーム[1960年] 」
mushroom
名前の由来の説明は必要ありませんね?
その名の通りマッシュルームをイメージさせるこの椅子は座面に惹かれたクッションは取り
外せるようにもなっています。アーティフォートの製品はフットスツールも発表されていることが
多くこのマッシュルームも例にもれずフットスツールも販売しています。 今回のアーティフォ
ートフェアではマッシュルームのみフットスツールも入荷していますのでセットで購入される
ことをお勧めします。

イメージ
このマッシュルームは周囲の張地と土台の間に少し隙間が空いており、普通に張地を縫い
付けてしまうと、柔らかな曲線が表現できずシルエットが崩れてしまいます。 そこで、ストレ
ッチ素材の張地をファスナーで絞り込むことによってこの柔らかいラインを表現しています。
細かい部分ですが、アーティフォートの技術力の高さが表れている作品です。

「Orabge Slice / オレンジスライス[1960年]」
orange-slice
オレンジスライスは個人的には一番気に入っているポランのデザインです。
座と背からなる2枚のシェルのモチーフはスライスしたオレンジの皮。この椅子はネット
ショッピングなどでよくリプロダクトを見かけますが、見比べてみるとオリジナルの
フォルムの綺麗さがよく分かると思います。

orange-slice
ポランの作品のなかでもスッキリとしたデザインで圧迫感を感じさせない所も魅力です。
グル―ヴィーと同じく日本の住宅事情にもマッチしやすい作品です。

「Globe / グローブ[1959年] 」
globe
今回の椅子の中でメトロクスで一番人気なのがこのグローブ。
人気の秘訣は、シェルの座面に腰回りの形にあわせたカーブがついています。

グローブの座面
緩やかなカーブのため、写真だと分かりづらいかもしれませんが、このカーブによって
包み込まれるような座り心地になるのです。まさにグローブ!

まだ、紹介していない椅子がいくつかありますが、今回は個人的趣向でいくつかピック
アップしご紹介させて頂きました。明日からいよいよArtifort – Pierre Paulin Fairが
始まります。購入される気がなくても、実際に座れるまたとないチャンスとなっています。

長いようで短い18日間の販売会。皆様のご来店心よりお待ちしております。