浮遊するデザイン – 倉俣史朗とともに –
みなさん、こんにちは。メトロクス:タニです。
いつものごとく、会期終了ぎりぎりでのブログになってしまいましたが、
埼玉県立近代美術館で開催されている「浮遊するデザイン – 倉俣史朗とともに-」
に行ってきました。
会場自体はそれほど広くはありませんが、氏のデザインだけではなく、
影響を受けたデザインや関係の深いデザイナーの作品など、その周りにある
ものまで展示されていて、とても面白い企画展でした。
個人的には、インテリアデザインといくつかの建築がとても好きで、
中でも展示されていたK邸(倉俣氏の自邸)が面白かったですよ。
また、ところどころに氏が残したコメントがパネルになって展示されていて、
それもまた興味深い内容でした。もちろん、ガラスの椅子やミスブランチ、
ラピュタなどなども展示がありますので、楽しめます。
僕自身は改めて、デザインの意味や(深い意味ではなく)いろいろなことの意味を
考えさせられた展示だったと感じました。
最近は引っ越しだ(個人的な)なんだでいろんなところへ行けていなかったので、
やっぱりいろんなものを見に行かないといけないな~、と改めて思いました。
会期は来週の日曜日、9月1日までです。是非足を運んでみてください。
埼玉県立近代美術館
〒330-0061
埼玉県さいたま市浦和区常盤9-30-1
Tel : 048-824-0111
Fax : 048-824-0119
開館時間:10:00~17:30 (展示室への入場は、閉館の30分前まで)
さて、埼玉県立近代美術館といえば、ヴィトラ・デザイン・ミュージアムで企画された
「100 pieces 」展が開催された美術館です。
その図録。メトロクスの書庫にあります。
館内には様々な名作椅子が展示されていて、どれも実際に座ることができるように
なっています。美術館のWEBにはそのマップが。⇒こちら。
一緒に楽しむことができますね。おすすめです。
最後に、図録より1ページご紹介。
チェコ・キュビズムの椅子とキャビネット。
チェコのプラハはキュビズム建築の宝庫。美術館や博物館もキュビズムであふれています。