ドイツデザイン

究極のミニマリズムテーブル

こんにちは。
メトロクス・タカハシです。

エゴン・アイアーマン
本日は近代のドイツデザインに功績を残したエゴン・アイアーマンの普遍的な
名作テーブル「アイアーマンテーブル」について。

アイアーマンテーブルイメージ
2011年から取り扱いを開始したアイアーマンのプロダクトですが、
新たにレッドとグレーのニューカラーとアイアーマンテーブル2というオリジナル
が発表されてから約30年後に発表されたリニューアルモデルがメトロクスの
ラインナップに加わりました。

エゴン・アイアーマン(1904-1970)とはドイツで数々の建築やプロダクトのデザインを
手がけ、近代デザインに大きな影響を与えた建築家です。
日本ではそれほど知られていないですが、その活動をたたえられ「ドイツのイームズ」と
呼ばれるほどです。

アイアーマンテーブルは元は1935年にエゴンアイアーマンが自身のアトリエ用に
デザインしたものでした。ステンレスのフレームに木天板を乗せただけのシンプルな構造と
部材で構成されています。

アイアーマンテーブルの高さ調整
幅広い用途に対応出来るように作られており、フレームに金具を差し込むことで、
高さを718mm〜858mmまで35mm感覚で調整することが可能です。

アイアーマンテーブル使用イメージ
天板の奥行きも800mmと一般的なデスクよりも広く、ダイニングテーブルとして使ったり、
デスクとしても大型のPCを使用したり、広い作業スペースを必要とするデザイナーの
人から特に人気があります。さすが、建築家が自身の為にデザインしただけあって
同業種の方からの人気が高いですね。

ダイニングテーブルとして使用
天板の高さを718mmにすると一般的なテーブルの高さとほぼ同じでダイニングテーブル
としておすすめです。写真ではマックス・ビルウルムスツールを合わせてみました。
これも同じくミニマルデザインの王道。相性はばっちりです。

最大時の高さ
最大の858mmまで高くするとハイスツールと合わせたりミーティングデスク、
カウンターとして使ってみても良いですね。
合わせているスツールはロバート・プロプストのパーチ
欧米では立った状態に近い姿勢の方がより活動的に動けるため、ミーティングや
プレゼンテーションの際の腰掛けに使える背の高い椅子がよく使われています。

天板とフレームの設置部
天板はフレームの上にただ乗っているだけですが、天板自体に重量があり、
その自重で揺れを抑えるシンプルな構造になっています。
これ以上無いと言うくらい余分なものを排除したミニマルデザインの傑作です。
これが今から80年以上前にデザインされ現在も高い評価を受けているのは、
装飾で偽らない誠実なデザインゆえなんだと思います。

アイアーマン(レッド)

アイアーマン(グレー)
今回、加わったニューカラーのレッドは現在メトロクス東京で展示しています。
(グレーもサンプルをお見せできます)
レッドと聞くとちょっと派手すぎて合わせづらいのでは?と思う人もいるでしょうが、
色味は彩度を落としたレンガ色に近いカラーです。
天板のホワイトとオークエッジとのアクセントも効いていて、ブラック、ホワイトとは
また違った魅力が感じられます。

アイアーマンテーブル2
そして、アイアーマンテーブル2はオリジナルモデルと比べ、フレームの幅が
250mm広くなりました。斜めに入っていたクロスバーも中央に垂直に固定されています。

少しわかりづらいのでオリジナルのアイアーマンテーブルと横に並べてみました。
アイアーマンテーブル、アイアーマンテーブル2比較

アイアーマンテーブル2
対面での使用やアームチェアを並べると少し窮屈に感じることもあるオリジナルモデルよりも
ダイニングテーブルとしての用途に優れています。
オリジナルはあれで既に完成されたデザインですが、このアイアーマンテーブル2は
オリジナルの幅広い用途の中から、ダイニングテーブルという一つの用途を特化させ
進化した派生系とも言えます。幅広いライフスタイルに対応できる、このミニマリズムの
名作は長くご愛用して頂けるはずです。

アイアーマンテーブルは現在のところ、メトロクス東京でW1200、W1600、W1800の
全サイズをご覧頂けますので実物をご覧になられたい方はお店でお待ちしています。

イームズが「アメリカのアイアーマン」と呼ばれる日も近いかも?

ウィルクハーンのON

みなさん、こんにちは。
メトロクス:タニです。
今回の展示会でも大きなご協力を頂いた、ドイツを代表するワークチェアブランドである
ウィルクハーン。今日はその中でも画期的なワークチェア:ON(オン)をご紹介します。


後からみた様子です。この椅子が、


こんな動きをする、画期的な椅子なんです。
「正しく座る時代から、自由に座る時代へ」
というコピー。

いつものごとく、ちょっと座ってみました。

右から左へ。人間の間接のような動きをするパーツが組み込まれています。

これくらい動きます。


このレバーでこの動きの硬さを調整できるという機能も。


前後のリクライニングも自由です。


アームもこのレバーで、


高さを好みに合わせて変えることができます。

今回取り扱いを開始した、アイアーマンテーブルにあわせても、

天板の下にアームを入れることが出来ます。

先日のブログでもアップした同じ画像ですが、ウィルクハーンの展示でのひとコマ。

時代を越えた、新しいオフィス空間の提案だと思っています。
そして、ピエール・ポランのF031デスクと合わせてみると、

こんなです。こちらもアームが天板の下に入りますよ。

ウィルクハーンの物井氏に伺いました。
ワークチェアをひとことで言っても様々なメーカーや機能のものがあり、
その競争は激しいとのこと。そんな中、たとえ他ブランドの椅子を
検討しているお客様も、一度このオンチェアに座れば、その魅力に
唸ってしまう、とのこと。それほどこのオンチェアのパフォーマンスは
素晴らしいんですね。僕たちも今回の催事前日に、お忙しい中
物井氏にレクチャーをしていただき、実際に座ってみるとスタッフ
全員唸ってしまいました。そして、日々の接客にも力が入ります。
もっと大勢の方々にこのオンチェアに座っていただければと
思います。
是非ご来店くださいね。

そして、僕の机の椅子もこのオンチェアにならないかなあ・・・。

マックス・ビル オリジナルのリトグラフ

みなさん、こんにちは。
メトロクス:タニです。
今年はエルデコデザインウィークに参加させて頂きました。
ウィルクハーンのショールームにも大勢のお客様にご来店
いただけたようです。ありがとうございました。
引き続きメトロクスでは11月26日(土)まで、そしてメトロクス札幌では
今週11日(金)から≪ドイツデザインのマスターピース≫が始まります。
是非ご来店ください。

さて、今日は今回のエキシビションの目玉の一つでもある
マックス・ビルによるオリジナルのリトグラフを紹介します。
2007年にメトロクスで開催したエキシビション≪マックス・ビル≫の際にも
展示したいくつかの作品です。
それぞれ、名前や番号などはついていないそうです。
詳しい説明書きもありません。ですが、メトロクスの書庫にある
図録にでてくるような、そんなめったには見ることも出来ない作品達です。
どうぞ。


これは和紙のような紙でできています。きれいです。


僕はこれが好きです。


これは横に長い作品です。


これも好きです。スチールとガラスのフレームに入っています。


これは3点のセット作品。

次からは展示会ではお借りしなかった作品です。初公開の
作品も有ります。今回もこれらの作品をお貸し出しいただいたお客様のご自宅で
撮らせていただきました。


ブラックのフレームも締まってみえてかっこいいですね。

そして、パネルアート。

この作品はMoMAにも収蔵されているもので、1970年の作品。
店頭ではL字で組んでいますが、他にもどんな形にも組替えて
掛けることができます。面白い作品です。

いかがでしょうか?
いくつかは店頭にも展示していますので、是非ご来店ください。

≪一つのテーマに対する15のバリエーション≫のページも更新されています。
こちらはこの作品について詳しく解説がされているページです。
とても興味深いですよ。

≪ドイツデザインのマスターピース≫始まりました!

みなさんこんにちは。
メトロクス:タニです。クラフトブログも書き、メトロクスブログも書き。
ブログとツイッターフェイスブックだけやって遊んでいるんじゃないか!と
思われがちですが、他のこともきちんとやっていますのでご心配なく。

さて、先週末から≪ドイツデザインのマスターピース≫が始まりました。
今日は会場の様子をアップします。すごく珍しいものがたくさんあるんです。
ブラウンのヴィンテーコレクションの数々。

テーブルライター。


ハンドドライヤー、ファン。


デスククロック。カラフルです。


ウォールクロック。これも色々な色が。


電源式のアラーム、電卓。
某企業のお客様が昨日来店され、かくかくしかじか、語ってお帰りに。
とにかく世界中のデザインに影響を与えたということなのでしょうか。


ブラウンとディーター・ラムス関連の書籍も一式展示しています。
いろいろ読みながら、カタログと照らし合わせながらゆっくりご覧
いただきたいです。

そして、マックス・ビル関連。

貴重なオリジナルのリトグラフ。


これもかなり珍しいパネルアート。


オブジェと腕時計。


そして、これはこれはすごい。「15 variation on a single theme」、
日本語で「一つのテーマに対する15のバリエーション」。
メトロクスで製品化をした、ポスターの原画集です。詳しくはこちら⇒
こちらは手にとって見ることができないのですが、ケースの外からご覧頂けます。
これは最高に貴重です。マックス・ビルの息子、ヤコブさんもお持ちではないという
品物だそうです。僕も初めて手に取ったのですが、鳥肌が立ちました。
恐れ多いとはこのことでしょうか。


マックス・ビル関連の書籍もたくさんあります。今ではほぼ絶版に。
じっくり読んでみてください。

今回の展示会で、ドイツデザインのプロダクトを31,500円以上お買い上げの
みなさまに、今回協力して頂いたドイツのワークチェアブランド、ウィルクハーン
のデザイン関連書籍をプレゼントします!

この中からお好きなものをお選びいただいています。

この≪ドイツデザインのマスターピース≫は11月26日までと、
約一ヵ月半開催します。特に、今年はエルデコデザインウォーク2011
参加しています。10月28日(金)から11月6日(日)の期間は
メトロクスも休まずお店を開けますので、是非ご来店くださいね。
クラフトの秋、デザインの秋です。