エキシビション

第二回アーティフォートとピエール・ポラン【Artifort – Pierre Paulin Fair】

こんにちは。
メトロクス・タカハシです。

先週のブログで取り上げたArtifort – Pierre Paulin Fairですが先日、ようやく展覧会から
ポランの椅子たちが帰ってきました。

現在、メトロクスでは明日10月1日からのArtifort – Pierre Paulin Fairに向けて急ピッチで
設営を進めています。本日はそんなアーティフォートの商品をご紹介したいと思います。

まずは、「 Toungue/ タン[1967年] 」
tongue
その名の通り「舌」
ポランの作品の中でも突出したインパクトがある作品ですね。
脚がなく、地べたに直接座る感覚に近いこの椅子は椅子というより彫刻作品のようです。
生活の基点が床に近い日本人の生活スタイルには実は適したデザインともいえます。
見た目とは裏腹に座り心地も追及されており、座面から背面にかけてクッションの厚みが違う
為、程よい弾力性とフィット感があり安心して体を預けることができます。

そして驚いたのがその重量。わずか9キロしかないので女性一人でも軽々と持ち運べます。
アーティフォートの製品は全体的に重い椅子が多いのですがタンチェアは非常に軽く
作られています。 床面と張地の距離が極端に近いので掃除のときに毎回動かすことを
考えての配慮でしょう。機能的な部分までしっかり考えられているからこその名作です。

tongue
画像は若かりし日のポランとタンチェア。
奥にはタンチェアが山積みにされていますね。こんな大量に買う人は稀でしょうが、スタッキ
ングができるのもタンチェアのいいところです。

続いては「Groovy / グルーヴィー[1967年] 」
groovy
どっしりとしたM字型のフォルムが特徴的なこの作品はメルボルンのビクトリア近代美術館に
展示されていることでも有名です。 スタートレックとかSF映画に登場しても不思議じゃない
ような(出てきてるのかも?)スペーシーなフォルムですが、現代的なモダンな部屋やカジュ
アルな部屋にも合わせやすそうです。タンチェア座面が低い為、日本の住宅事情にもマッチ
するでしょう。フレームに布を垂らしたような曲線の繊細さがポランらしさを醸し出しています。

「Mushroom / マッシュルーム[1960年] 」
mushroom
名前の由来の説明は必要ありませんね?
その名の通りマッシュルームをイメージさせるこの椅子は座面に惹かれたクッションは取り
外せるようにもなっています。アーティフォートの製品はフットスツールも発表されていることが
多くこのマッシュルームも例にもれずフットスツールも販売しています。 今回のアーティフォ
ートフェアではマッシュルームのみフットスツールも入荷していますのでセットで購入される
ことをお勧めします。

イメージ
このマッシュルームは周囲の張地と土台の間に少し隙間が空いており、普通に張地を縫い
付けてしまうと、柔らかな曲線が表現できずシルエットが崩れてしまいます。 そこで、ストレ
ッチ素材の張地をファスナーで絞り込むことによってこの柔らかいラインを表現しています。
細かい部分ですが、アーティフォートの技術力の高さが表れている作品です。

「Orabge Slice / オレンジスライス[1960年]」
orange-slice
オレンジスライスは個人的には一番気に入っているポランのデザインです。
座と背からなる2枚のシェルのモチーフはスライスしたオレンジの皮。この椅子はネット
ショッピングなどでよくリプロダクトを見かけますが、見比べてみるとオリジナルの
フォルムの綺麗さがよく分かると思います。

orange-slice
ポランの作品のなかでもスッキリとしたデザインで圧迫感を感じさせない所も魅力です。
グル―ヴィーと同じく日本の住宅事情にもマッチしやすい作品です。

「Globe / グローブ[1959年] 」
globe
今回の椅子の中でメトロクスで一番人気なのがこのグローブ。
人気の秘訣は、シェルの座面に腰回りの形にあわせたカーブがついています。

グローブの座面
緩やかなカーブのため、写真だと分かりづらいかもしれませんが、このカーブによって
包み込まれるような座り心地になるのです。まさにグローブ!

まだ、紹介していない椅子がいくつかありますが、今回は個人的趣向でいくつかピック
アップしご紹介させて頂きました。明日からいよいよArtifort – Pierre Paulin Fairが
始まります。購入される気がなくても、実際に座れるまたとないチャンスとなっています。

長いようで短い18日間の販売会。皆様のご来店心よりお待ちしております。

アーティフォートとピエール・ポラン【Artifort – Pierre Paulin Fair】

こんにちは。
メトロクス・タカハシです。

リボンチェア
早速ですが、この椅子を皆さんはご存知ですか?

メトロクスのサイトをご覧になられてる方ならご存知の方も多いと思います。
また、名前は知らないけれども見たことはあるという人も多いのでは?

ピエール・ポラン
この椅子の名前は「リボンチェア」。 デザイナーはメトロクスではF031デスク
おなじみのピエール・ポランです。リボンチェアはオランダのアーティフォート社から
発表されたポランの代表作の一つと言っても過言ではありません。

(ちなみに写真は以前、メトロクスがピエール・ポランを訪ねた時に撮影したポラン
邸のワンカットです。ポランを訪ねた時の話はデザイナーインタビューをご覧ください。)

では「アーティフォートって何?」って人の為に少しだけ説明します。
アーティフォート社は1890年に室内装飾会社として立ち上がり、1930年からは、家
具の製造を手掛けるようになりました。その後、他とは一線を画す独創的なデザイ
ンの家具を発表し一時代を築き上げます。
社名のアーティフォートとは芸術性(Art)と心地よさ(Comfort)という理念。
ポランもここから数々の名作家具を生み出しています。

残念ながらアーティフォート社の製品は普段日本国内ではあまり流通しておらず実
物をご覧になられた方は少ないと思います。

さて、そんなアーティフォートから発表されたピエール・ポランの名作の数々。
実は近日中にメトロクスに入荷することになりました。
10月1日(水)~18日(土)まで、「Artifort – Pierre Paulin Fair」と銘打ってこの貴重な
作品の展示販売会を開催いたします。

Artifort - Pierre Paulin Fair
今回の展示販売会は、展示会にて使用された製品の為、特別価格にてご案内させて
頂いております。おそらく、今回の価格で販売することができる機会はまずないと
思います。

「Artifort – Pierre Paulin Fair」について詳しくはこちらのサイトをご覧ください。
プレスリリース
フェイスブックイベントページ

次週のブログも引き続き「Artifort – Pierre Paulin Fair」について掘り下げていきます。
次週は各商品について詳しくご紹介していきますのでお楽しみに!

KIRICO*KILICO/オールド切子展

メトロクス・タカハシです。
今日は現在開催中のオールド切子展のお知らせです。

8月12日(火)から始まったオールド切子展ですが、既に多くのお客様にご来場頂いて
おります。 お暑い中ご来店下さった皆様、本当にありがとうございました。

催事風景1
 
催事風景2
 
催事風景3
 
催事風景4

今回の企画は2012年に開催された同名催事「オールド切子展」の好評を受け、
2年の歳月を経て再度、開催することとなりました。

メトロクスはこれまで、日本各地を訪れた際に一つ一つ時間をかけて年代物の江戸切子
を蒐集(しゅうしゅう)してきました。今回のオールド切子はそのコレクションの中から
選ばれた、昭和30~40年代の切子作品です。

これらの切子は、見た目の華やかさや技術が高いという視点で選んだものばかりでは
ありません。複雑なカットよりも、ひまわりや菊といった花模様や葉などの植物や、
日常的なものにモチーフを求めた繊細さ、日本情緒溢れるものに重きをおいてきました。

オールド切子展とあわせて、同時に江戸切子作家・吉田順子さんの
ブランド「KIRICO*KILICO」の通常お取り扱いをしていない特注品や期間限定品を
ご紹介する「クラフト市」を同時開催しています。
「KIRICO*KILICO」:クラフト市

また会期中は、「オールド切子」・「クラフト市のKIRICO*KILICO」を5000円(税抜)以上
購入された方にオールド切子のペアショットグラスのプレゼント特典もございます!
切子購入特典

それでは会期中、展示しているオールド切子を少しだけご紹介したいと思います。

No.14 【江戸切子 水差しコップ付】 6,480円
No.14 【江戸切子 水差しコップ付】 6,480円

No.76 【江戸切子 デキャンタ】 5,400円
No.76 【江戸切子 デキャンタ】 5,400円

No.38 【江戸切子 大鉢】 7,560円
No.38 【江戸切子 大鉢】 7,560円

No.59 【薩摩切子 大皿】 5,400円
No.59 【薩摩切子 大皿】 5,400円
こちらは本企画、唯一の薩摩切子の大皿です。
江戸切子に比べガラスが厚くカットが細かいところが特徴です。

【江戸切子 灰皿】 4,320円~5,400円
【江戸切子 灰皿】 4,320円~5,400円

No.61 【江戸切子 小皿5枚セット】 2,160円
No.61 【江戸切子 小皿5枚セット】 2,160円

今回、ご紹介した切子はごく一部分で、他にもタンブラーなど計76種の切子を取り揃えて
おります。昭和30~40年代の柄は、遊び心があり、今現在においても新鮮でとても
モダンである事が魅力です。デザインから数十年が経過した現在も色褪せない魅力に
包まれたオールド切子の魅力を感じて頂ければ幸いです。

オールド切子」・「KIRICO*KILICO
現代と昭和の柄の違いを見比べつつ、お気入りの一つを見つけてください。

—————————————————————————————-
【クラフト市 KIRICO*KILICO/オールド切子】
会期:2014年8月12日(火)~8月30日(土)
会場:メトロクス東京
営業時間 月-金12:00-18:00 / 土12:00-19:00
定休日 水・日・祝
問合せ:03-5777-5866 / tokyo@metrocs.jp

【告知】80社のベストセラー家具展

今日のメトロクスブログは二本立てです。
メトロクス・タカハシです。

皆さん、いよいよです。
Facebookでも告知させて頂いたタブルームさん主催の「80社のベストセラー家具展」
まであと2日です。

80社のベストセラー家具展

「80社のベストセラー家具展」とは?
目黒のCLASKAにて6/13(金)〜6/14(土)の2日間のみ開かれる
「過去5年間で一番売れた家具を1点づつ80のブランドが持ち寄り実現する」
ベストセラーだけの家具展です。

開催場所のCLASKAとは目黒にある「新しいスタイル提案の融合」をコンセプトに
したリノベーションホテルです。
宿泊可能な客室の他、ダイニングカフェやギャラリー、手作業の工芸品や
デザインプロダクトを集めたライフスタイルショップ“CLASKA Gallery & Shop “DO”
本店などが入る様々なカルチャーを発信する総合施設です。
今回のイベントは8Fの“The 8th Gallery”を貸し切って行われます。

3月にタブルームさんから「メトロクスも出品しませんか?」とお話を頂いた時は
企画の素晴らしさに「是非」の2つ返事でした。

当初、タブルームさんからはメトロクスの取り扱いブランドからは
『B-LINE』『METROCS』から1点づつベストセラーを出して欲しいという
依頼でしたが、話が進むなかで、「いや、まてよ・・・ベストセラーなら
あのアイテムは外せないな。」と思い、タブルームさんに
「是非、このブランドも追加出品させて欲しい!」と掛け合ったことで
今回、メトロクスからは3つのブランドで参加させて頂くことになりました。

タブルームさんその節は本当にありがとうございました。

さて、3つのブランドから出品するベストセラーとは?

まず、『B-LINE』からはおなじみボビーワゴンです。
ボビーワゴン
ボビーワゴンはやっぱり外せません。1970年にジョエ・コロンボによりデザインされ、
MoMAニューヨーク近代美術館にも所蔵されるベストセラーです。

『METROCS』からは(混合される方もいらっしゃるかもしれませんがMETROCSは
ショップの名前でもありブランド名でもあります。)
F031デスク、通称プチデスクです。
F031デスク
1956年にデザインされ2003年にMETROCSが復刻を果たしました。
誕生から50年以上経ったいまでも色あせない洗練されたフォルムが
魅力です。 僕も自宅で使っていますが無駄を省いたシンプルなフォルムは
ミニマリズムデスクの王道と言えるでしょう。

そして、メトロクス側からの提案で実現した3つ目は是非とも会場でご覧ください。

購入は出来ませんが、見て触って実際に使ってみることが出来る良い機会です。

僕も会期中は実際に行ってみるつもりですが、実際にベストセラーに触れてみることで
なぜ、この商品が売れているのか? どこに良さがあるのか?
改めて感じ取れる良い機会なのではないでしょうか?
ベストセラーというのはそれだけ多くの人に愛されているということです。
その理由を知れば、手に入れた時の思い入れも一層深まるはずです。

その思い入れが日常を少しだけ豊かにしてくれるのかななんて。

特設サイトはこちら
http://tabroom.jp/contents/1st-3-80bestsellers/

インテリアライフスタイルトーキョー2014

インテリアライフスタイル会場
こんにちは。
メトロクス・タカハシです。

先週はお店をオンラインストアのマネージャーにお願いし、東京ビックサイトに行ってい
ました。目的は何かというとインテリアライフスタイルトーキョー2014です。
一般向けのイベントではないので、ご存じない方に説明すると、国内や各国のメーカー
が一同に介し業界の方との商談を行う、インテリア業界の合同見本市のことです。

メトロクスは3年前から出展させてもらっているので今年で3回目となります。
今年は西ホールのアトリウムという吹き抜けの空間にブースを設けることができ、
(入り口のすぐ近くの良い位置なのです)
たくさんの方にお越し頂くことが出来ました。

ウルムスツールディスプレイ
今回、アトリウムのブースの監修をジャモアソシエイツさんが行われ、ディスプレイには
ヴォーンベダルフのウルムスツールも使って頂きました。

お気づきですか?
通常のウルムスツールとは違い色つきです。
こちらはまだ正式に決まってはいませんが、新商品候補の一つなのです。

普段、メールや電話でのやりとりしか無かった方達にも実際にお会いすることが
でき、普段ショップにいることの多い僕としては、とても新鮮な3日間となりました。

会期中は雨天となりましたが、ビックサイトの最寄り駅「国際展示場駅」
「国際展示場正門駅」ともに入り口まで屋根があるので駅からは傘いらずです。

ビックサイト
近くで見るとビックサイトはやっぱりでかい!
こういうバカでかい建物見ると不安な気持ちになるのは僕だけでしょうか?

メトロクスブース
メトロクスのブースもボビーワゴンの新仕様ジュニアの新ラインナップ
その他まだ詳しくは語れない(書ききれない為)初お披露目の商品達を中心に
発表させて頂きました。

メトロクスブース
ここで全国のバイヤーさん達が買い付けを行った商品がショップに並び、人気商品が
生まれるんですね〜。
もちろん、ここが全てじゃないですよ。

そんな感じで3日間大勢の方に来て頂き、メトロクスのことを多くの方に知ってもらう
良い3日間となりました。

最後となりましたが、インテリアライフスタイルトーキョーに足を運んで下さった皆様に
心からお礼を申し上げます。
本当にありがとうございました。

今後ともメトロクスを宜しくお願い致します。