エキシビション

bamboo works ~レセプションパーティー~

こんにちは。メトロクス・オノデラです。

現在メトロクス東京にて開催中の催事
bamboo works 世代と国境を越える竹工芸」。

会期は残すところ、あと1日となりました。
明日11月3日(火・祝)までです。
最終日も、近藤昭作先生が午後2時ころから在廊予定。
ぜひいらっしゃっていただけるとうれしいです!

さて、こちらのエキシビジョンに関連して・・・
先週の木曜日、10月29日、
今年の春にメトロクスで復刻販売した
SKランプの発案者・職人・デザイナーでもある近藤昭作先生と、
別府の若手竹職人グループ「BAICA」主宰 大橋重臣さん、
BAICAの中村さとみさんと芝田麻衣子さんをゲストにお迎えし、
レセプションパーティーを開催いたしました。

この日は、東京はデザインウィークの中でも
とくにパーティーが多く開催されている日でしたが、
当日は、予定を上回る、
とてもたくさんの方々にご来場いただきました!

ケータリングは、モコメシさん。

今回のフードで使用された素敵なピック。
じつは、大橋重臣さんがこの日のために製作していただいた特製竹ピックでした!!
捨ててしまうのはもったいないと、
お持ち帰りいただいたお客様もいらっしゃるほどでした!

近藤先生も、ワイン片手に終始にこやか。


左:大橋さん、右:中村さん


中:芝田さん、右:中村さん

近藤先生、大橋さん、中村さん、芝田さんとともに、
近藤先生が製作されたたくさんの竹のあかりの下、
とても賑やかな夜でした。
なんて贅沢で幸せな空間。。。

ご来場いただいた関係者の皆さま、
お忙しいところ、本当にありがとうございました。

最後に、
近藤昭作先生(前列:真ん中)、大橋重臣さん(前列:右3)、
芝田麻衣子さん(前列:右2)、中村さとみさん(前列:右)、
そして、メトロクススタッフで記念写真をぱしゃり。

カメラマンさんの不思議な号令で、みんな笑顔です。

「COLLECTION MARKET オールド切子と建築・デザインの本」

こんにちは。
メトロクス・タカハシです。

先週末から始まった「COLLECTION MARKET」ですが、初日から多くのお客様に
お越し頂くことが出来ました。
サブタイトルは「オールド切子と建築・デザインの本」です。

今週のブログはエヌクラフツブログではオールド切子について。
そしてこのメトロクスブログでは古書と催事の様子についてお伝えしていきます。

メトロクスではインテリア・建築・プロダクト・クラフト・アート等、様々な種類
の古書を300冊以上取りそろえることができました。この書籍はこれまでの間、
メトロクスが収集したもので1950~1960年代のプロダクトを多く取り扱う
メトロクスにとっては貴重なものです。

展示スペース1
今回、店舗の一角にスペースを設け、300冊の書籍を一同に展示しています。
展示台として使用している壁面のアイアーマンシェルフやアイアーマンテーブル
には所狭しと書籍が並びます。

書籍の品ぞろえの中で最もボリュームがあるのは世界的に知られる建築雑誌
「domus(ドムス)」の1950年~1970年代までのバックナンバーです。

domusバックナンバー
domusは1928年に建築家のジオ・ポンティが創刊し21世紀の現在に至るまで
続く著名な雑誌です。50年代、60年代、70年代の物を計100冊超揃えていますが、
中でも50年代のdomusは国内で出回っている数も少なく貴重な書籍です。
場合によっては、現在の私たちとは視点がかけ離れていて、むしろ新鮮かもしれません。

こちらのドムスはどれも¥1,080(税込)で販売しています。
この価格で販売している店舗はあまりないのではないかと思います。

造本も凝ったつくりになっていて例えばこの1968年458号
domus 1968/458号

domus 1968/458号
この号ではエンツォ・マーリの特集が組まれていました。

domus 1968/458号
凝っている箇所はというと・・・
ページをめくろうとすると、なんと記事のレイアウトに合わせてカットされています。
当時の雑誌としてはハイクオリティな作りです。

和書では、日本を代表する建築雑誌、新建築の70年代からのバックナンバー等もあります。
新建築
実はdomusよりも3年早い1925年創刊の日本モダニズム建築を語る上で
欠かせないメディアです。こちらはどれも¥540(税込)となっています。

デコラティブアート&モダンインテリア
平置きで積んであるこちらの書籍もおススメしたい一冊。

デコラティブアート&モダンインテリア

デコラティブアート&モダンインテリア

デコラティブアート&モダンインテリア
こちらはアートを取り入れた空間を提案するヨーロッパのインテリア年鑑
「Decorative Art in Modern Interiors」建築・インテリア・照明・
テーブルウェア・テキスタイルなど、あらゆるジャンルのデザインが幅広く
掲載された資料性の高い書籍で、コレクターも多い一冊です。
現在、1954、1966/67、1967/68、1968/69、1969/70、1971/72、1974/75の
計7冊揃っています。 各¥4,320(税込)

今回は蚤の市のような感覚のイベントということで、価格を少し抑え気味にし
商品の価格帯は¥540~¥2,160以内の書籍を中心に取り揃えています。
見る人によっては「この本がこんな値段で!?」と思う人もいるかもしれません。
市場とは違う自分だけの価値が生じやすいのも古本の魅力でしょう。

他にも紹介したい古書は山ほどありますが、この他の書籍については
会期中フェイスブックとツイッターで古書の情報を掲載していきますので
そちらもご覧になってください。

[facebook] http://www.facebook.com/METROCS
[twitter] http://twitter.com/metrocs_jp

一期 一会の出会いとなるかもしれない一冊を是非、見つけてみてください。

アンビエンテ2015出展レポート

こんにちは。メトロクス、ヨダです。
メトロクスは2月にドイツはフランクフルトで行われたAmbiente (アンビエンテ)という展示会に
出展してきました。アンビエンテは、食器・文具・アクセサリー・家具等々、
多岐に渡る商品の見本市で、ドイツ国内だけではなく、世界中のバイヤーたちが集まります。

まずはフランクフルト到着。
フランクフルト市内
マイン川という川が流れている、素敵な町です。

アンビエンテの展示会会場は、大きすぎて中にいて全体を把握するのが困難です。
分野別に12のホールに分かれており、そのホール間は移動の為のバス(!)が通っています。
アンビエンテ構内図
構内図。メトロクスは「ホール11」のデザインプロダクトが集まるエリアに出展しました。
一番端のホール1まで歩こうとすると、20-30分かかります…

アンビエンテ内1
バスを待つ人々。

アンビエンテ内2
一番奥に見えるのがホール11。メトロクスが出展した所です。
手前には鳥居…!? なぜか会場内にある鳥居。

メトロクスブース
メトロクスブースはこのように仕上がりました。
壁には、マックス・ビルのグラフィックラグポスター
やはりドイツではマックス・ビルの認知度、人気は高く、ラグはとても好評でした!

会期中のブース
会期中はドイツ、オランダ、デンマーク、アメリカ、タイ等等…世界中の沢山の方々に
お越し頂きました。
日本国内と海外では、生活習慣や嗜好の違いで商品を選ぶ基準が異なります。
色々なご意見をお伺いでき、大変貴重な展示会となりました。

展示会が終わった次の日、メトロクス一同(代表と私ですが…)を大変興奮させる出来事が!
ブラウンのコレクションが見られる、ギャラリーがあるとのこと!!
フランクフルト市内から少し離れたビルの一室に…
ブラウンコレクション入口
本当にひっそりとある、ギャラリー。

歴代のブラウンの商品がずらり。髭剃りや時計はもちろん、古いテレビや、ラジオ等々!!
ブラウンコレクション内1
ブラウンコレクション内2
ブラウン髭剃りとクロック
ブラウン電卓とライト
ブラウンコレクション4

写真可という事で、写真を撮りまくるメトロクス一同。メモリーが一瞬でなくなりました。

ブラウンデザインチームの言葉
ギャラリーの壁面には、こんな一文が。

`どうやって既にシンプルなものをさらにシンプルにするのか?
実用との関連を理解すれば、おのずと改良すべきところが発見できる。 ブラウンデザインチーム’

訳すとこんな感じでしょうか。

メトロクスも、ブラウンのコレクションを保有していますのでこのギャラリーのように
お見せできれば…と夢が膨らみます。
ブラウンファンの方!このギャラリーは必見です。

初めてのドイツ展示会への出展でしたが、町で見かける何気ないデザインが
シンプルそして機能的でとても魅力的でした。
スイッチ
例えば、何気なくある大変美しいスイッチ。

また、是非とも訪れたいです。

マックス・ビルの会 レポート

こんにちは、メトロクス・ハマダです。
先日行われた「マックス・ビルの会」のレポートです!

 

千葉工業大学教授 山崎和彦さん率いる山崎研究室では、
モダンデザインの原点と言えるデザイナーや企業の活動をテーマにして、
実際の作品を見ながら、その分野をよくご存知の方にお話をいただき、
これからのデザインアプローチのヒントについてディスカッションするような
モダンデザインの会」を数年前より企画されています。
第一線で活躍するデザイナーさんやテーマに精通する方々が毎回参加されている会です。

第6回モダンデザインの会「マックス・ビルの会」

そして、第6回モダンデザインの会「マックス・ビルの会」は、
マックス・ビルのエキシビジョンを開催中のメトロクスで行われることになりました。

今回のゲストは武蔵野美術大学 名誉教授でもある 向井周太郎さん。
向井さんは早稲田大学を卒業後、ウルム造形大学に留学。
バウハウスを継承したウルム造形大学に留学した方としては、日本では数少ない存在です。
また、校長を務めたマックス・ビルと晩年まで交流があったそうなので
これは貴重なお話が聞けるのでは!?と鼻息を荒くして、当日を楽しみにしていました。
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第6回モダンデザインの会「マックス・ビルの会」

日時: 11月02日(日)14:30-17:00(開場14:00)終了後は希望者で懇親会

場所:メトロクス東京

主催:千葉工業大学デザイン科学科山崎研究室
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さて、ではその様子を少しお見せします。

第6回モダンデザインの会「マックス・ビルの会」
2時間近くにわたり、熱弁してくださった向井さん

 

第6回モダンデザインの会「マックス・ビルの会」
マックス・ビルの作品をスライドで見ながら、そのデザインアプローチを紐解きます。

 

第6回モダンデザインの会「マックス・ビルの会」
お話しのポイントとキーワードを書き留めたポストイットが
スクリーンにどんどん貼られていきます。

 

第6回モダンデザインの会「マックス・ビルの会」
そこにマーカーで関係図が描かれ、いろんなキーワードが繋がっていきました。

 

第6回モダンデザインの会「マックス・ビルの会」
向井さん著の「デザイン学 (思索のコンステレーション)」からの一節もお話しにありました。
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constellation〔r〕Rhythums / rhythm & Struktur / structure
[リズムの構造/構造のリズム]
マックス・ビルの数学的思考方法
パウル・クレーの形態の組織化とリズム ほか
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第6回モダンデザインの会「マックス・ビルの会」
参加者のみなさんとグラフィック作品やプロダクトを鑑賞中。

 

この後には、さらに踏み込んだ内容のディスカッションも行われ、
「マックス・ビルの会」は終了しました。

ご来場いただいたみなさま、ご協力いただいたみなさま、誠にありがとうございました。

 

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造形の手段としての「構造」という概念をはっきりと表したのがマックス・ビル。
その構造は「数学的思考方法」という言葉で表現されていましたが、
数字を直接利用する難しいものではなく、視覚的に捉えることのできる「数学」です。

他の言葉に置き換えるならば、リズム・法則性・連続性・・・といったところでしょうか。

第6回モダンデザインの会「マックス・ビルの会」
こちらはマックス・ビルの15のバリエーションの原画。
中央から正三角形を描きながら、最後の一辺を90度(正方形の1角の角度)に開き、
そこから正方形を描きながら、最後の一辺を108度(五方形の1角の角度)に開き、
そこから五角形を描きながら、最後の一辺を120度(六方形の1角の角度)に開き、、、、
といった具合に、法則にのっとって、連続させていった図画です。

 

マックス・ビルの会
さきほどの原画を基に、さまざまな法則やリズムを加えることで、
15のバリエーションができていきます。
それぞれにはどういった法則(ルール)が見えてきますか?

キーワードは「連続」「展開」「発展」です。

 

マックス・ビルの会
15のバリエーションのうち、「バリエーション1」「バリエーション12」は、
2007年にポスターとして復刻。
マックス・ビル ポスター  3,780円は、こちらからご購入いただけます。
オンラインショップ

 

マックス・ビルの会
こちらは今回の会でも配られた資料の中にあった1枚。
マックス・ビルの自邸の写真ですが、手前に見覚えのあるポスターが!

 

第6回モダンデザインの会「マックス・ビルの会」
そう、今回のエキシビジョンで展示されている「galerie wolfgang ketterer münchen」です。
その他にも多数のポスターを集めましたので、ぜひ、ポスターとにらめっこして、
グラフィックの中にあるその数学的な法則性を見つけてみてください!

その他のグラフィックポスターはこちら

 

Graphics マックス・ビルと暮らす。展は、11月15日(土)までです。
現物をご覧いただけるまたとない機会です。みなさまのご来場お待ちしております。

 

おまけ
実は第4回モダンデザインの会「ディーター・ラムスの会」もメトロクスで行ったんですよ。
そのときの様子はこちらから。
【ディーター・ラムズの会】が開催されました